筆者が注目した海外発最新テクノロジーニュース2本をダイジェストで

[1]インスタ、短尺動画の「リール」で広告配信開始、全世界で

米フェイスブック傘下の写真共有アプリ「インスタグラム」が短尺動画「Reels(リール)」で動画広告の配信を始めると、ロイター米CNBCが6月17日に報じた。

2021年4月からインドやブラジル、ドイツ、オーストラリアで試験配信し、独BMWグループや仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン、米ネットフリックス、米ウーバーテクノロジーズなどのスポンサーが参加していた。

今後は全世界で本格展開し収益化を狙う。広告は投稿動画の間に挿入する。フルスクリーンで縦型表示。長さは最長30秒。他の動画と同じくループ再生する。

Reelsは中国発の動画投稿アプリ「TikTok」の対抗サービスとして20年8月に始めた。インスタグラムのジャスティン・オソフスキーCOO(最高執行責任者)は「Reelsは利用者がインスタグラムで新しいコンテンツを見つけるのにうってつけの方法だ。広告もうまくフィットする」と述べた。

[2]米、ファーウェイなど中国5社の通信機器を認証禁止へ

写真:ロイター/アフロ

米連邦通信委員会(FCC)は6月17日、華為技術(ファーウェイ)など米国の安全保障上の脅威とみなす中国企業5社の製品を認証しない方針を決めた。同日全会一致で採択したと、ロイターブルームバーグなどが報じた。

対象は通信機器大手のファーウェイと中興通訊(ZTE)、監視カメラ大手の杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)と浙江大華技術(ダーファ・テクノロジー)、無線機大手の海能達通信(ハイテラ)。

今後、安全保障上許容できないリスクがあるとみなされる通信機器の認証を一切禁じる。過去の認証の取り消しも検討する。

FCCはこれまで、米政府の補助金を受け取っている通信会社に対し中国製機器の購入を禁じていた。今後は補助金を受け取っていない会社も使用できなくなる。

FCCのローゼンウォーセル委員長代行は「米国の通信ネットワークから信頼できない機器は排除される。これまでファーウェイ製などの中国製機器が、FCCの認証手続きを経て米国で使われる余地を残してきた。だが、我々はここで(開いたままになっていた)ドアを閉じる」と述べた。