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月額20ドルの『ChatGPT Plus』のサブスクは解約しておこう!解約しても使い続けられる!

神田敏晶ITジャーナリスト・ソーシャルメディアコンサルタント
出典:ChatGPTの料金プラン選択画面

KNNポール神田です。

2023年の生成AIのChatGPT周りの進化は、今日もすごい。

今日でのAIツール群では、『AIforThat』によると、7791個ものツールが公開されている。4月の段階では3000ツールだったので、この5ヶ月で259%の成長率だ。

しかし『ChatGPT』の話題数は、かなり他のニュースが大きくなることで安定してきている。

出典:Google Trends『ChatGPT』日本過去12ヶ月
出典:Google Trends『ChatGPT』日本過去12ヶ月

世界全体で見るとまだまだ注目されているにもかかわらずだ。日本人特有の『熱しやすく冷めやすい』気性に顕著に現れる。

出典:Google Trends『ChatGPT』すべての国 過去12ヶ月
出典:Google Trends『ChatGPT』すべての国 過去12ヶ月

■月額20ドルの『ChatGPT Plus』のサブスクを解約しておく事!

ChatGPTの月額は20ドル。

今日のドル高円安は146.68 円なので、月額20ドルは、2,933円で毎月約3,000円かかることとなる。

そして、毎日、死ぬように使い倒しているのならば、1日あたり、100円の価値はあるが、考えてみたら先週は一度も使わなかったような人は、解約を検討するのをおすすめする。

1週間で700円はサブスクの価値を毀損しているからだ。

■一度、クレジットカードを登録しておくといつでも『Renew』で瞬時に再開できる!

出典:OpenAI
出典:OpenAI

筆者の場合は、再登録と同時に解約ボタンを押して30日間で契約が切れる形で更新している。再開したい時、プラグインを使いたい時、『AdvandeData 旧CodeInterpreter』を使いたい時だけ、再登録している。 普段は『3.5』でも問題なく使用できているからだ。

■むしろ、無料の『3.5』の『カスタム インストラクションズ』を使いこなそう!

最近は『3.5』でも、『Custom instructions(カスタム インストラクションズ)』で返答してもらいたいフレーズを固定化できるのでとても便利だ。

『Custom instructions(カスタム インストラクションズ)』

出典:ChatGPT 『Custom instructions(カスタム インストラクションズ)』に筆者加工 
出典:ChatGPT 『Custom instructions(カスタム インストラクションズ)』に筆者加工 

すると、このように、3.5でも質問に対して、毎回『表形式でお願いします』などと記入せずに、表形式で『理由と要因』のセルに回答が現れる。

出典:ChatGPT 『Custom instructions(カスタム インストラクションズ)』 
出典:ChatGPT 『Custom instructions(カスタム インストラクションズ)』 

そしてそのままコピペで『GoogleSpreadSheet』に内容を転記でき、そこからはデータの加工に数値を入れたりすることが可能となる。スライドにもしやすくなる。

出典:GoogleSpreadSheet
出典:GoogleSpreadSheet

そう、これらが、『3.5』の精度でも問題なければ、『ChatGPT Plus』をサブスクする必要がまったくないのだ。

■サブスクを開始と同時に解約しても30日間は使用できる!

『4.0』の精度やスピード、『プラグイン』や『AdvandeData 旧CodeInterpreter』をつかいたくなった時には、左下の名前の隣の『設定画面』の『My Plan』から『Renew』をおすだけで良い。

クレジットカードや名前は入力しなくて良い。

入りやすく、辞めやすいWOWOWと同じような仕様だ。

出典:ChatGPT Plusの再開の画面
出典:ChatGPT Plusの再開の画面

出典:GPT4.0がアクティブになる
出典:GPT4.0がアクティブになる

Renewボタンで、すぐに、GPT4.0が利用可能となる。

■キャンセル方法は次のとおり MyPlan>Manage my subscription>Cancel Plan

出典:Pay.openai.com
出典:Pay.openai.com

なぜ?解約するのかのアンケート項目

出典:Pay.openai.com
出典:Pay.openai.com

出典:Pay.openai.com
出典:Pay.openai.com

本日入会して、解約しても、2023年10月12日まで継続している。つまり、一ヶ月間は有効になるのだ。

『GPT4.0』が必要な時に、解約されていても、その時に入会すれば良い。そして、毎回、再開したら『解約』手続きをおこなっておく…。

不必要な時にまで4.0の課金が数日分は節約できるのだ。

毎日これだけで1ヶ月以上『4.0』を使わなければ、1日100円分がかからないという日割り計算でお得になる。

ぜひ、お試しあれ!

ITジャーナリスト・ソーシャルメディアコンサルタント

1961年神戸市生まれ。ワインのマーケティング業を経て、コンピュータ雑誌の出版とDTP普及に携わる。1995年よりビデオストリーミングによる個人放送「KandaNewsNetwork」を運営開始。世界全体を取材対象に駆け回る。ITに関わるSNS、経済、ファイナンスなども取材対象。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部、サイバー大学で非常勤講師を歴任。著書に『Web2.0でビジネスが変わる』『YouTube革命』『Twiter革命』『Web3.0型社会』等。2020年よりクアラルンプールから沖縄県やんばるへ移住。メディア出演、コンサル、取材、執筆、書評の依頼 などは0980-59-5058まで

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