KNNポール神田です。

2021年12月、ついに『Tポイント』と『PayPay』との関係が明確になりそうな機運が高まってきているようだ。

■Tポイント・ジャパン株35%を売却?のスクープ

ソフトバンクとZホールディングス(HD)がカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)傘下の「Tポイント」運営会社の株式を売却する方向で調整していることが2021年12月27日までに日経クロステックの取材で分かった。

2022年3月末までに交渉がまとまる可能性がある。ソフトバンクとZHDはTポイントの運営会社であるTポイント・ジャパン(TPJ)の株式を合計で35%弱保有しており、全株をCCCに売却する方向で調整。

□ヤフーとCCCは2012年に戦略的資本・業務提携で基本合意し、2013年に両社のポイントをTポイントに統合

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/06409/

気になるのは『Tポイント』の『Tポイントジャパン』の行方だ…。ファミリーマートがTポイントから抜け、ヤフー、ソフトバンクが抜ける…?これはつまり大きな転換ポイントがありそうだ…。おとなしく、ソフトバンクとZHD株式の35%を買取る『CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社)』でもなさそうだ…。2022年4月以降の動きも予測してみたい。

■すでに2022年4月1日(金)からYahoo!JAPANは、TポイントからPayPayへ変更を発表

出典:Yahoo!JAPAN
出典:Yahoo!JAPAN

2021年12月1日(水)にYahoo!JAPANは、Tポイント利用と付与が2022年4月1日(金)よりPayPayに変わることを発表している。

□各サービス決済時のTポイント利用・Tポイント付与が終了

□Yahoo!ショッピングとPayPayモールのTポイント1%付与分はPayPayボーナスに変わります。

□株式会社Tポイント・ジャパンでは、TポイントからPayPayボーナスへのポイント交換開始を今後予定

https://points.yahoo.co.jp/info/renewal/

これらは、Yahoo!JAPANにとって、今後は『PayPay』が基本ポイントになることを宣言しているのだ。

また、YJカード株式会社からのヤフージャパンクレジットカードからの請求はすでに、社名が変更となり、請求先の銀行の明細には2021年10月度から『ペイペイカード』と表記されるようにもなった。

2021年10月1日(金)、ワイジェイカードはPayPayカードに社名を変更しました。

https://www.paypay-card.co.jp/company/topinfo/namechange.html

そう、『ソフトバンクのグループ経済圏』はすべて『PayPay』へと急速にシフトしている。

『LINE』ブランドの『LINEポイント』も

LINE→ウォレット→ポイントクラブ→使う→PayPayボーナス→交換 

で『PayPayボーナス』へと一方通行で、等価交換できるので実質同じと考えてよい。PayPayポイントからはLINEポイントへの交換はない。

■PayPayカード株式会社のクレジットカード『PayPayカード』が発行された

出典:筆者のPayPayカード
出典:筆者のPayPayカード

12月1日に早速、既存の『ヤフーカード』を解約して、PayPayカードを申し込んだ。ヤフーカードにとどまるメリットをまったく感じられなかったからだ。

■ボクが『ヤフーカード』を退会し『PayPayカード』へ変えた理由

筆者は『ヤフーカード』を長年利用しており、各種光熱費や通信費などもヒモづけて、支払い先にも使ってTポイントの還元額を高めていた。

しかし、PayPayカードだけで1%還元で毎月2,500円相当の付与のキャンペーンがはじまったから退会を決意した。PayPayボーナスへの還元の方が旨味があるからだ。

いや、むしろ、とどまることのメリットが何も感じられなかったからだ。

『ヤフーID』との紐付けがあるので、新規のキャンペーンには応募できないというデメリットがあったが…。本来これも既存ヤフーカードのユーザーを優遇すべきだったろう。

既存の『ヤフーカード』ユーザーは2022年の4月以降に、順次『PayPayカード』に変更になるという…。しかし、その間4月までの3ヶ月間、すべての発送にはなんと1年近くもかかる…。

一番、大事な顧客を後回しにしている感覚が筆者には何度も書くが、ホント理解できない…。

何よりも、ヤフーカードで『プレミアム会員(月額508円)』を知らず知らずに眠ったまま支払っている人を、わざわざ起こしてしまうことになってしまうのも、ヤフーとしても手痛いアクションとなることだろう。

出典:ヤフーカード
出典:ヤフーカード

https://card.yahoo.co.jp/yjc-paypay

■PayPayカードのメリットはPayPayボーナス運用の原資獲得のスピード感

出典:PayPayカード
出典:PayPayカード

今回のキャンペーンでは、PayPayでのPayPayカード決済で1%上乗せとなる。

上限2,500円相当/月ということは、25万円分で1%上増しの上限のキャンペーンがあったから乗り換えを決めた。終了する時には2ヶ月前の告知があるので現段階で4月頭までは継続するはずだ。

https://paypay.ne.jp/event/atobarai/

むしろ、ヤフーカードユーザーから優先的にキャンペーン対象にすべきであっただろう。通信会社のMNP同様、新規客は割引きされ、既存ユーザーにはサービスがないというのは顧客サービスとしては飯櫃なサービス体系だ。