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【平昌オリンピック】スマイルジャパン初勝利! いつから?どうして?「スマイルジャパン」になったの?

加藤じろうフリーランススポーツアナウンサー、ライター、放送作家
オリンピック初勝利を手にしたアイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」(写真:ロイター/アフロ)

 ピョンチャン(平昌)オリンピックの女子アイスホッケーは、グループBの最終日を迎えました。

 初戦でスウェーデンに、続く2戦目はスイスに敗れた日本は、今日の南北合同チームとの試合に臨み4-1 のスコアで勝利

 開催国として出場した長野大会と、4年前のソチ大会で手にすることができなかった”オリンピック初勝利”を、ついに手にしました !!

▼3大会13試合目の初勝利

 日本は女子アイスホッケーが正式種目となった長野大会に出場したものの5戦全敗。

 その後、ソルトレイク、トリノ、バンクーバーへは予選で力尽きたものの、4年前のソチ大会は予選を勝ち抜き、初めて自力での出場を果たしましたが、結果は3連敗・・・。

 そして今大会でのスウェーデン戦、スイス戦でも黒星を喫していただけに、実に「3大会13試合目の初勝利」となりました。

▼「スマイルジャパン」の名前は、いつから? どうして?

 日本の女子アイスホッケー界に新たな1ページを刻んだ今日の勝利を、各メディアがチームのニックネーム・・・、というより正式なチーム名のように親しまれている「スマイルジャパン」の見出しで紹介していますが、皆さんは、「スマイルジャパン」の名前が、いつから? どうして? 名付けられたのか? ご存じですか???

 ピョンチャンオリンピックを機に、観戦するようになった方も少なくないようですので、初勝利を祝して紹介しましょう。

▼When? 「2013年2月12日」

 今から5年前の2月12日。スロバキアで行われた「ソチオリンピック最終予選」で勝利し、長野大会以来の出場権を勝ち取った女子日本代表の一行が、日本に帰国しました。

▼Where? 「成田空港の記者会見場」

 凱旋帰国したばかりの女子日本代表の選手たちは、真冬だと言うのに多くのメディアでごった返して汗ばむほどの成田空港内に設けられた記者会見場にやってきました。

 新たな歴史の1ページを刻んだ女子日本代表の活躍を称え、日本アイスホッケー連盟の奥住恒二(おくずみつねじ)会長(当時)から、飯塚祐司監督(現アシスタントコーチ)や女子代表選手に、祝福の花束が手渡されました。

飯塚祐司監督(当時)や選手たちに祝福の花束が贈られた(Photo Jiro Kato)
飯塚祐司監督(当時)や選手たちに祝福の花束が贈られた(Photo Jiro Kato)

▼Why? 「記者会見での質問」

 その後に始まった記者会見で、最近は団体スポーツのチームにニックネームがつけられている話題の質問が出ました。

▼Who? 「大澤ちほキャプテン」

 大澤ちほキャプテンは、「いつもみんなが笑顔でいるチーム」だと評したあとに、

「選手たちの間では “スマイルジャパン” がいいって話しています」

 と答えました。

▼命名1829日目の初勝利!

 この会見を報じた多くのメディアを発信源として、アイスホッケー女子代表は「スマイルジャパン」と呼ばれるようになったのです。

 「スマイルジャパン」の名がついてから「1829日目」で手にしたオリンピック初勝利。

 チームの愛称に違わぬ素敵な”スマイル”を、これからも氷上で見せてくれることに期待しましょう!

 

2013年2月12日に名づけられた「スマイルジャパン」(Photo : Jiro Kato)
2013年2月12日に名づけられた「スマイルジャパン」(Photo : Jiro Kato)

 

フリーランススポーツアナウンサー、ライター、放送作家

アイスホッケーをメインに、野球、バスケットボールなど、国内外のスポーツ20競技以上の実況を、20年以上にわたって務めるフリーランスアナウンサー。なかでもアイスホッケーやパラアイスホッケー(アイススレッジホッケー)では、公式大会のオフィシャルアナウンサーも担当。また、NHL全チームのホームゲームに足を運んで、取材をした経歴を誇る。ライターとしても、1998年から日本リーグ、アジアリーグの公式プログラムに寄稿するなど、アイスホッケーの魅力を伝え続ける。人呼んで、氷上の格闘技の「語りべ」 

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