1994年『狂気の左サイドバック』で第1回小学館ノンフィクション大賞受賞。環境保全と地域活性、食文化に関する取材ルポを中心に執筆。植物学者の半生を描いた『魂の森を行け』、京都の豆腐屋「森嘉」の聞き書き『豆腐道』、山形・庄内地方のレストランを核に動いていく地域社会を書いた『庄内パラディーゾ』、鮨をテーマにした『失われゆく鮨をもとめて』、『旅する江戸前鮨』など環境・食関連の書籍多数。最新刊は『美酒復権 秋田の若手蔵元集団「NEXT5」の挑戦 』。他ジャンルの著書として、、1992年より取材を続けているカズのドキュメンタリー『たったひとりのワールドカップ 三浦知良 1700日の戦い』がある。
記事一覧
- 日本一のどぶろくと発酵料理を!39歳の醸し人がめざすのは、「日本全国の田んぼの無農薬無肥料化」。
「とおの屋 要」は、いま日本で最も注目を集めているオーベルジュだ。客がめざすのは、佐々木要太郎さん(39)のつくる「どぶろく」と「発酵料理」。日本酒の蔵元や内外の料理人たちも見学や研修に訪れる。
- キング・カズの一発が、ふさぐ人々に勇気をくれた。時代の空気を伝える10年前の「希望のゴール」。
震災の18日後に行われたチャリティーマッチ。カズが放ったのは、日本中を覆っていた重たい空気を払拭する「希望のゴール」だった。10年が過ぎてもなお、あのゴールを振り返れば時代の空気がよみがえってくる。
- 23年前に刊行された「たったひとりのワールドカップ」増刷の背景
ワールドカップ直前のカズの落選から23年。直後に発表された「たったひとりのワールドカップ」がこの3月、また増刷される。累計27万8千部。四半世紀近く前の出来事は、いまだ人々の記憶に刻まれ続けている。
- 53歳で現役を続けるということーー最年長出場63分にかけたカズの思い
ルヴァン杯の対鳥栖戦に先発で出場したカズは、63分にわたって闘志をたぎらせ、ピッチを駆け回った。最年長出場となった53歳と5ヶ月のプレーヤーは、まだ何もあきらめていない。
- 都市の中にもっと木造建築を ~木質構造学の第一人者 東京大学生産技術研究所・腰原幹雄教授に訊く~
都市部のビルといえば、鉄筋コンクリートの建物しか思い浮かばないが、実はいま木質構造の中高層・大規模建築がにわかに脚光を浴び始めている。木造建築が疲弊している日本の林業や山の救世主となる日は来るのか。
- 日本人夫婦の手づくり焼酎「波花」は、なぜハワイで成功したのか
2013年秋、ハワイ・ノースショアで極上手づくり焼酎が誕生した。日本人夫婦が2人だけでつくった「波花」。ハワイの芋と空気と水でつくったハワイ生まれの焼酎だ。見学者がたえぬ蔵を訪ね、話を聞いた。
- 福島を拠点に新エネルギー源「藻類バイオマス」が動き出す ~原発事故の先に光をもとめて~
藻類はどこにでもいる生物だ。その藻を使ってオイルを産み出そうという実験が石油メジャー、化学会社をはじめ世界中で続けられている。筑波大学の渡邉信教授は、拠点を福島に置き、ベストシナリオを探し続ける。
- ニッポンがエネルギー資源大国になる日 ~バイオ燃料「藻類バイオマスエネルギー」が導く未来~
エネルギー自給率5%のニッポンに救世主登場か!? 約30億年前に誕生した生物「藻」を培養し、オイルを抽出する画期的な技術が急速に進んでいる。はたして原子力発電をしのぐ新エネルギー源となるのか。
- 「日本酒ローカリズム」が切り拓く地方の未来 ~秋田「NEXT5」の試みがもたらすもの~
日本酒を飲めば、地方が、日本が、豊かになる!?数年来続く純米酒ブームは、日本の農業をも動かす起爆剤になりうるのか。秋田県の5つの酒蔵の挑戦がもたらしたものとは。
- キング・カズは、なぜ引退しないのか
この2月に49歳の誕生日を迎える三浦知良は、今シーズンも現役続行を表明している。昨シーズンは3ゴールをあげながらも終盤はケガに泣いた。年明け早々からグアムでの自主トレに入ったカズを追った。
- 観光列車ブームはどこへ行くのか ~デザイナー水戸岡鋭治さんに訊く~2/2
豪華寝台列車「ななつ星 in 九州」の成功が各鉄道会社を刺激し、観光列車ブームは始まった。はたして観光列車は、街を、人を、地域産業を動く起爆剤となるのか。
- 観光列車ブームはなぜ始まったのか ~デザイナー水戸岡鋭治さんに訊く~1/2
日本各地を走り始めた観光列車。なぜ、観光列車ブームは始まったのか。1988年夏の九州にその萌芽はあった。
- 「新・江戸前鮨」が世界の鮨屋のテーマとなるか
海外で増加の一途をたどる和食・鮨店。日本の名店の進出も続いている。そんな中、ハワイで「江戸前鮨」を握る店が開店する。現地の魚を用いて「江戸前鮨」の技法で「世界一旨い鮨」を出そうというのである。
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