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テレワーク終了でペットをモフれない… 会社で我が子への不安を解消するツールとは?

石井万寿美まねき猫ホスピタル院長 獣医師
(写真:アフロ)

緊急事態宣言が全面解除されました。

日常生活にだんだんと戻っていきますね。一方、テレワーク中、飼い主は自宅でずっと一緒にいられたのに、離ればなれになるのもなんともさみしいですね。新たに飼い始めた方もいるかもしれません。 「うちの子、いまごろ、どうしているのかな?」と心配でしょう。」

最新のツールとは?

撮影筆者の知人 猫とネットワークカメラ
撮影筆者の知人 猫とネットワークカメラ

最新のツールとは、ネットワークカメラです。

自宅にカメラを設置しておくと、スマホで24時間、見ることができます。

職場の休み時間に、うちの子の様子を見られて安心できます。

ネットワークカメラとは?

・Wi-Fiにつなげます。

・価格も経済的で、数千円からあります。

・スマホでいつでも見られます。

ネットワークカメラの利点

撮影筆者の知人 猫とネットワークカメラ
撮影筆者の知人 猫とネットワークカメラ

・飼い主の癒しになります。

・ペットの様子(嘔吐していないか、ウンチの回数、オシッコの回数、発作が起きていないか、睡眠とれているかなど)がわかります。

・声が出るものもあり、ペットに呼びかけることができます。

ネットワークカメラを設置するときのコツ

・死角のないように数台を設置します。

・できれば、録画機能がついているものを。仕事中なので、ずっと見られないけれど、録画だと過去に戻って見ることができます。発作などが起きたときも時間だけでなく、どのような様子かを見返えすことができます。

飼い主のできること

自宅で仕事ができたときは、ずっと一緒だったのに、仕事をしていてもじゃまをしにくる子もいないけれど、あのペットたちをモフれないのは、残念ですよね。飼い主は、ペットの温かみが体に伝わって、なんとも和んだことでしょう。

ペットと離れていますが、視覚では繋がることができます。帰宅したら、いつもよりじっくり触れ合ってあげてくださいね。

まねき猫ホスピタル院長 獣医師

大阪市生まれ。まねき猫ホスピタル院長、獣医師・作家。酪農学園大学大学院獣医研究科修了。大阪府守口市で開業。専門は食事療法をしながらがんの治療。その一方、新聞、雑誌で作家として活動。「動物のお医者さんになりたい(コスモヒルズ)」シリーズ「ますみ先生のにゃるほどジャーナル 動物のお医者さんの365日(青土社)」など著書多数。シニア犬と暮らしていた。

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