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おせちに飽きたら食べたいラーメン! 早稲田のソウルフード「メルシー」の通販ラーメンは年始も配送!

井手隊長ラーメンライター/ミュージシャン

2023年、新たな年の始まり。

今年もたくさんのラーメンを食べていきたいと思う。

正月のお雑煮やおせちに飽きたらまずラーメンを食べたい。その時に思い出すのは、自分の“原点”にあるラーメンだ。それぞれに学生時代や若い頃に食べた思い出のラーメンというのがあると思う。

メルシー
メルシー

筆者も通っていた早稲田には「メルシー」という老舗の名店がある。

早稲田は早稲田大学のほか多数の学校が集まる都内屈指の学生街。この町には、懐に余裕のない学生に向けた「安い」「旨い」「多い」の三拍子がそろった「ワセメシ」と呼ばれる飲食店が多数存在する。

その筆頭の一つとして語られるのが「メルシー」だ。早稲田生のソウルフードとしても知られる。

早稲田には昔からたくさんの町中華があったものだが、ここ10~20年でほとんどのお店が閉店となり、「メルシー」が孤軍奮闘していると言っても過言ではない。

コロナの影響で休業を余儀なくされ、多くのお店が閉店した中で、「メルシー」が残ってくれたことには感謝しかない。

卒業して地方や海外に移り、なかなか「メルシー」に行けない人も多いと思うが、そんな方に朗報だ。

昨年、なんと「メルシー」の通販ラーメンが発売されたのだ。

あの「メルシー」が通販ラーメンというのも時代だなぁと思う。コロナ禍で常識が変わったことと技術が進んだからこそ実現したのだと思う。開発には早稲田実業のOBが携わったのだという。早稲田愛が感じられるプロジェクトだ。

早稲田カラーのエンジ色のパッケージがニクイ。

スープと麺が入っているので、モヤシ、コーン、メンマ、チャーシュー、ネギを追加で買ってきたら完璧だ。

醤油と煮干しのしっかり効いたスープはまさに「メルシー」で嬉しくなる。

年末年始も休まず発送しているという。懐かしくなった人はぜひチェックしてみてほしい。

※写真はすべて筆者による撮影

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ラーメンライター/ミュージシャン

全国47都道府県のラーメンを食べ歩くラーメンライター。東洋経済オンライン、AERA dot.など連載のほか、テレビ番組出演・監修、コンテスト審査員、イベントMCなどで活躍中。 自身のインターネット番組、ブログ、Twitter、Facebookなどでも定期的にラーメン情報を発信。ミュージシャンとして、サザンオールスターズのトリビュートバンド「井手隊長バンド」や、昭和歌謡・オールディーズユニット「フカイデカフェ」でも活動。本の要約サービス フライヤー 執行役員、「読者が選ぶビジネス書グランプリ」事務局長も務める。

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