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通勤ドライバーの目を直撃! 日に日にまぶしくなる西日対策にオススメなアイテムをご紹介!

安藤眞自動車ジャーナリスト(元開発者)
(写真:GYRO_PHOTOGRAPHY/イメージマート)

 秋が日に日に深まり、朝夕の斜光線が照らし出す風景が美しい季節になりました。しかし、この斜光線、クルマの運転にとっては、非常に厄介なものでもあります。特に太陽の高度が低い朝夕の通勤時間帯、クルマを運転する際には、まぶしくてかないませんよね。

 まぶしさ対策としては、みなさんサングラスをかけたり、クルマに付いているサンバイザーを使ったりしていると思います。しかし、サングラスでは直射光は防ぎきれませんし、サンバイザーでは高さが足りなかったり、信号が見えにくくなったりすることがあります。信号のたびにサンバイザーを上げ下げするというのは、けっこう面倒なものです。

 そこでお勧めしたいのが、つばの付いたベースボールキャップです。これを少し目深にかぶっておけば、クルマのサンバイザーが届かないくらいまで太陽が低くても、直射光をカットできますし、視線を上げるだけで信号を確認することができます。光の差し込む方向が変わっても、帽子のつばを少しずらすだけで対応できますから、いちいちクルマのバイザーを上げ下げする手間もなくなります。

実際に僕が使用している帽子です(だいぶ年期が入ってきました)。ドライバー用と助手席用に、ふたつを常備しています。
実際に僕が使用している帽子です(だいぶ年期が入ってきました)。ドライバー用と助手席用に、ふたつを常備しています。

 秋の斜光線対策としては、僕はこれがベストだと思っていますので、みなさんもぜひ、試してみてください(夏場もけっこういけます)。帽子はごひいきの野球チームのものでもいいですし(今ならロサンジェルス・エンゼルスでしょうか)、自動車メーカーも、自社ブランドの帽子を販売しているところが少なくありません。また、アウトドアブランドからもいろいろ出ていますから、実用性のあるおしゃれアイテムとして、導入してみるのもよろしいかと思います。

自動車ジャーナリスト(元開発者)

国内自動車メーカー設計部門に約5年間勤務した後、地域タブロイド新聞でジャーナリスト活動を開始。同時に自動車雑誌にも寄稿を始め、難しい技術を分かりやすく解説した記事が好評となる。環境技術には1990年代から取り組み、ディーゼルNOx法改正を審議した第151通常国会では参考人として意見陳述を行ったほか、ドイツ車メーカーの環境報告書日本語版の翻訳査読なども担当。道路行政に関しても、国会に質問主意書を提出するなど、積極的に関わっている。自動車技術会会員。

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