4度目宣言受け、小池都知事が臨時会見(全文2)4割に届くまでの間の勝負どころ
8月22日までに実効再生産数が1を切ると考えていいのか
フジテレビ:ごめんなさい、今お答えいただいた中で、ちょっと福祉保健局長、お答えの中にちょっといただけてなかったのが、8月22日までに実効再生産数がこの対策で1を切るっていう見立てなのか。でないと、またさらに再々延長とか、そういった話が出てきてしまうと思うんですが。今のところの見立てとしては、22日までに実効再生産数は1を切るっていうふうに考えてていいんでしょうか。 吉村:前回も、4月の時点で3週間で1を切ったということでございますので、現時点で同じような流れを期待してございます。ただL452Rがどのぐらい影響するのか、あるいは、またワクチンの問題もあって、ワクチンのスピードと、L452Rの影響の、どちらが影響が強いのかという不透明な要素もありますけれども、なるべく早く1を切るような方向にできたらなというふうに思ってます。 司会:あと2問でお願いいたします。
対策の徹底が必要ではないか
日本経済新聞:日経新聞の杉本です。酒類の提供停止についてお伺いします。実効性ある措置を講じるということなんですけども、飲食店の間では要請が長くなってきて、それに伴って経営が厳しくなる、要請に応じられないという声が強まっているように、個人的にですけども感じます。今回、見回りとか呼び掛けをいっそう強化するということなんですけども、そもそもこれまでの個別要請ですとか命令で、お酒の提供に関しての実効性を得られてきたという認識があるのかどうかということと、あと、飲酒ということでいうと、店での飲食だけではなくて路上ですとか、あとはどなたかの家庭で友人・知人と一緒に飲酒を伴う会食をするということからの感染事例もあるかと思います。要請を出される飲食店が今回、納得して要請に応じてもらうという意味でも、そういったところへの対策の徹底が必要ではないかと思いますが、そうした部分でなんらか対応を取っていくお考えはありますでしょうか。 B:よろしいですか。それではお答えいたします。今すでに強化月間ということで、先だってもご説明いたしましたけれども、まず見回りの強化につきましてはこちらの態勢を1.5倍程度、延べ150人態勢で回っているということ、それから、点検、認証のアプローチからの非協力店への取り組みの強化、これは100人増強してやっているということになっています。 今回、緊急事態に入りましたので、ここの、いわば増強態勢をさらに精査をした上で取り組みを強化してまいります。それは主に3つのルートで強化しますけれども、1つは時短を守っていただいているか、あるいは酒類提供停止を守っていただいているかどうかという外観の見回り、それから職員が直接見ていく、そういうアプローチ、それから点検、認証にご協力いただいている方は中を見せていただきますので、そこに応じていただけない方がどうかというアプローチ、さらに今後は、もし協力金の先渡しというような話になりますと、その先渡しの条件として、ちゃんとお酒を提供しないという話になると思いますので、それを守っていただけるかどうか。 先ほどそういう取り組みが実効性を担保できるかという話があったと思うんですが、これも再三申し上げましてるとおり、任意の取り組みではありません。特措法の45条に基づく強制措置の裏付けの取り組みになります。もちろん命令も、あるいは個別要請も、この間、数百件に上る件数も出しておりますけれども、こういったこともしっかりと取り組みながらやっていきたいと思います。 【書き起こし】4度目宣言受け、小池都知事が臨時会見 全文3に続く