5000万円以上の分譲マンションはやっぱり「富裕層」が多い?平均購入価格はどのくらいなの?
「分譲マンションに住んでいる」と聞くと、世帯収入も多いのではないかと思う方もいらっしゃるでしょう。分譲マンションは、部屋を借りるのではなく購入する仕組みのため、賃貸よりも初期費用がかかります。 しかし、分譲マンションに住んでいるからといって、必ずしも富裕層であるとは限らないでしょう。今回は、分譲マンションの定義や平均購入価格についてご紹介します。 ▼アパートの1階と2階で「家賃」はどれだけ変わる? 1階暮らしのメリット・デメリットも紹介
分譲マンションとは
分譲マンションとは、1棟のマンションを住戸単位で分割し、販売しているマンションのことです。賃貸ではマンション全体の大家(家主)がいて、そのなかの1住戸を借りるスタイルですが、分譲マンションでは住戸ごとに家主がいることになります。 分譲マンションは、住戸を借りるのではなく買う仕組みであるため、住宅ローンを組んで購入することも可能です。賃貸マンションとは異なり、規約の範囲内であれば部屋のリフォームも自由にできます。マンションに住みたいけれど、部屋は自分の好きなように変えたい、という方に向いているでしょう。 なお、仕事の都合上定期的な引っ越しが発生する場合は、分譲よりも賃貸の方がいいかもしれません。賃貸マンションであれば、手続きさえ済めば簡単に引っ越せます。 今後長く住む予定がある方は、分譲マンションを選んでも問題ないでしょう。
分譲(戸建て)住宅との違い
分譲マンションと同じ形態で、「分譲(戸建て)住宅」も存在します。分譲住宅とは、広い土地を区画ごとに区切って家を建て、家と土地をセットにして分譲形式で売る住宅のことです。まとまった広さの土地に同じ会社が家を建てるため、似ている雰囲気の住宅が並ぶケースもあります。 あらかじめ建てられた家を購入するため、注文住宅のように、細かな間取りや設備の指定をすることは難しいでしょう。しかし、すでに家が完成しているため予算が変動しにくく、資金計画を立てやすい点がメリットです。 すでに家が完成しているため、購入後の手続きが済みしだい入居できる点もメリットでしょう。すぐに引っ越せる一軒家がほしい方に向いています。また、家を手放して引っ越したい場合、分譲住宅は一般的なデザインのため売れやすい点がポイントです。