大阪市・松井市長が定例会見5月13日(全文3)疫学調査待ちは12日現在で45件
今後、患者が増えた場合、保健所の体制をどうするのか
毎日放送:すいません、続けて毎日放送、【アリマ 01:02:39】と申します。今後、患者さんが増えた場合は保健所の体制というのはどういうふうにしていかれるか方針は決まっていますか。 松井:いや、もうそれは、強化はしていきますよ。でも何度も言うように、専門職がどれだけ人材としているのか。先ほどのドクターもそうだし、保健師もそうだし、全てやはり有限な資源なわけです。今、全国で専門職を求められているわけです。だからわれわれは自分たちに与えられている今のマンパワーの範囲で精いっぱい、やっぱりコロナに向かって、コロナに対峙していきたいとは思ってます。 毎日放送:これは5波に向けてあらかじめ人員を拡充していくのか、それとも増えた段階でまた人を増員するのか、どちらになりますか。 松井:今、僕は、今日もハンガリーの大使といろんな形で、オンラインで話をさせていただいたけども、ヨーロッパは、ハンガリーの例でいくとワクチン5割接種で、ほぼ普通に社会を、動きだせてると。だいたいハンガリーの、ハンガリーというのは900万人ですよ。大阪府とほぼ同じ。そこで、今の時点で5割の方がワクチンを接種された。1回目と2回目、合わせてね。そういう形になると感染率が非常に下がってきてると。だから普通に、今もうレストランでマスクなしに食事ができるようになったというふうに聞いています。あ、聞いているというか今日聞きました。これ事実です。イギリスの状況を見てもそういう感じが見えてますので、僕はもうまずはワクチンを速やかに、まず5割を目指したいと。これは大阪880万でいくと440万人。これは高齢者のみならず、まず5割を目指したいというふうに、そこにやっぱり、その部分をしっかりと進めていきたいと思っています。 毎日放送:そしたら疫学調査よりもワクチンの接種のほうに人員を割くということですか。 松井:ワクチン接種に今、人員を割いてないじゃない。今ワクチン接種は新しく人を募集してるんだから。役所の中の人員を割いてワクチンを接種していません。 毎日放送:ありがとうございます。 司会:次の質問をお受けします。読売新聞さん。