大阪市・松井市長が定例会見5月13日(全文3)疫学調査待ちは12日現在で45件
チームのリーダーから話を伺っている
毎日放送:違いますが。 松井:じゃあ違うのやったら現場の声と決め付けるのはおかしいでしょう。 毎日放送:決め付けるといいますか。 松井:いや、決め付けてたやんか。 毎日放送:われわれは疫学調査の主管からお話を伺っていますので、チームのリーダーからお話を伺っているんですけれども。 松井:だからそれが、疫学調査がこれだけ遅れたのは、現場力が、低下させたということを言ってたわけやろ、君は。MBSは。1月と比べて現場力が低下してるじゃないかというのが、疫学調査持ち越しの原因だと言い続けてきたわけやろ。 毎日放送:そうです。 松井:そうやろ。ね。今、そうや言うたよね。だが、われわれは違うって言ってるんです。だからそれについても回答をきちっと会社からくださいよ。 毎日放送:分かりました、それは回答させていただきますが。最後に、ただ、僕らが取材させてもらった主管の方がおっしゃるには、51人、応援態勢を組まれて51人ということで人数自体は増えていると思うんですけれども、とはいえずっとそれに向き合っていらっしゃる方がやはり減っているというか、その方はそう感じていらっしゃってですね。 松井:だからそこはもう現場の職員には申し訳ないと思ってるよ。疲れてると思ってる。でもその職員の思いというのは、ベテランがもっといれば、その思いは分かるけども、この専門職というのが、やはりなかなか人が集まってこなかったと。去年から募集もかけてきたけども、今、次長が言うようにそれだけの、やっぱりわれわれが望むだけの数を採用できていない中で、各、それ以外の部署から保健師、看護師をさらに10名増やす体制を4月の15日には取っています。これは、疫学調査するのは専門職じゃなければできないから。それは事実として、体制としては35名体制に、保健師、看護師を合わせて24名を35名に増やしてきてるんでね。
職員を拡充してほしいという声があるが
でもそれは十分ではないと、現場の状況を見てれば。これは日々、所長からも聞いてますので。それはその職員、頑張ってくれてるし、十分ではないのは分かってるけども、他の大阪市のほかの職場の人間も保健所をなんとか支えるために、いろんな形で人をそちらのほうにシフトしていっているのも事実なので、それをもって疫学調査がまったく滞っていないということとは違うでしょうということを俺は言ってるの。でないと減れへんでしょう、疫学調査、持ち越し数が。 毎日放送:分かりました。応援が、応援職員を入れられているというのは僕らも理解はしてますので、その上で、正規でいらっしゃる職員さんを拡充してほしいという声があるんですけど、そういった対応というのは、今後例えば5波とかに向けて、これからまたそうやって感染が、変異株で爆発する可能性がある中で、そういったことは考えられて。 松井:だからそこがMBSの不安をあおる、ちょっと表現がもうむちゃくちゃやねん。正規の職員なのよ、それ。 毎日放送:いや、正社員かどうかという話をしているわけではなくて。 松井:だからそれ、正規か非正規かっていう話になるやん。 毎日放送:いやいや。それは僕のじゃあ言い方がちょっと誤解を招く表現でしたが、保健所の体制表に載るような、応援態勢という意味でなくて。 松井:それは、君の考えはどうかも知らんけども、ちょっと、この疫学調査をやれる人というのは資格を持ってる人が幾らいてるかということでしょう。それが応援というんか兼務と呼ぶんかは、これは役所の中の人事の話。資格を持ってる看護師、保健師については、1月の時点よりも11名増えてます。これは機能強化じゃないの? 確かに経験はまだ、それはベテランとまでは呼べない人も入ってます。でも専門職を増やすっていうのは機能強化じゃないの? われわれは、そこは機能強化だと思ってます。 毎日放送:分かりました。 松井:きちっと、本当、会社からの文書でくれよ。君とこは公共の電波使って、われわれが保健所の体制を、手を抜いて、疫学調査件数をどんどん増やすのをほったらかしてきたって言ったんやから。4月の30日ピーク、828件。今日時点では45件です。