大阪・松井市長 ワクチンについて「予約可能な接種日程を順次拡大していく」
大阪市の松井一郎市長は13日午後、大阪市役所で定例記者会見を行った。会見で松井市長は大阪市のワクチン接種について「ワクチン接種の予約は年齢層ごとに段階的に受付をし、高齢の方から順次はがきを送付します」と話した。 【中継録画】大阪市・松井市長が定例会見(2021年5月13日)
松井市長によると、まずは、はがきが届いた85歳以上の市民の予約を17日の午前9時から開始するという。個別接種の取り扱い医療機関は、14日に大阪市のホームページで周知するとしている。 松井市長は「まずは、かかりつけ医にご相談をいただきたいと思います。また集団接種はインターネットや電話で予約ができます。ご家族でサポートできる場合は、インターネットをご利用頂きたいと思います」と話した。 コールセンターでは10日から400回線に増設しているが、大阪市の85歳以上の市民は11万人となっており、1度に電話予約が集中するとつながりにくくなることが予想されるため、他の予約方法についても活用するよう呼びかけていく。
松井市長は「85歳未満の方への案内はがきも順次お送りします。年齢ごとに予約開始日を設けており、予約開始日前にお電話をいただいても予約をしていただくことはできません。接種を希望されるすべての方に接種いただけるように予約可能な接種日程を順次拡大していきます、あわてずにご連絡をいただきたいと思います」と呼びかけた。予約状況や接種状況をホームページで周知するとしている。 また、松井市長は「ワクチン接種は無料です。ワクチン接種に便乗した不審な電話は詐欺には十分ご注意ください」と注意を呼びかけた。
このほか、政府が自衛隊を動員して、新型コロナウイルスのワクチン接種を行う大規模接種センターを運営するが、大阪では24日、中之島にある大阪府立国際会議場で開始される。 松井市長はこのことについて「本市からもお知らせハガキ、接種券が届いてます。大阪市の接種会場とは異なりますので、接種券をお持ちであれば予約いただけます。こちらは17日から防衛省の受付サイト、LINEで受付が行われる予定とのことです。詳しくは防衛省のウェブサイトでご確認ください」と呼びかけた。 また、松井市長は「大阪市のコールセンターでは、この国際会議場での予約は受け付けすることはできません。これは防衛省のウェブサイトでしか予約できないので、そちらを通して予約頂きたいと思います」と説明していた。