大阪市・松井市長が定例会見5月13日(全文3)疫学調査待ちは12日現在で45件
大阪市の松井一郎市長は13日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「市の感染者数は高止まり。病床ひっ迫も続く」大阪市・松井市長(2021年5月13日)」に対応しております。 【動画】「市の感染者数は高止まり。病床ひっ迫も続く」大阪市・松井市長(2021年5月13日) ◇ ◇
人数が増えないと業務逼迫が改善しにくいとの声もあるが
毎日放送:すいません、長くて申し訳ないんですが、人数について、フルタイムで働かれてる方が51人いらっしゃるというふうにおっしゃられてると思いますが、とはいえ4波の、途中でもちろん急激な感染拡大があったというのが事実なので全てに対応できるわけじゃない、人材がもちろん限られているというのも理解はするんですが、とはいえ疫学調査の待ちが、それで800人以上、900人程度ということも実際、表現としては出ています。 そういった状況で51人が、かつ現場からは、こういった応援職員というやり方をしておりますけれども、やはり応援職員ももちろん力になっているのは事実だと思うんですが、それよりもやはり体制表に名前が載るような、常勤で常にそちらの疫学調査をずっとフルスペックでやっているという方々の人数が増えてこないと業務逼迫がなかなか改善しにくいといった声も上がってるんですけども、それについてはいかがでしょうか。 松井:疫学調査の待ち状況のやつ頂戴。あ、あった。ごめんなさい、ありました。今、疫学調査の待ちが800件、900件と言われました。確かにその時期がありました。これは4月の30日に828件、疫学調査。1日持ち越したということです。それで体制を拡充し、さまざまな形で疫学調査班、さっきの保健師、看護師を増やしたところ、そういう形で取り組んできた。
4月中盤には不可能だったのか
それ以外にもいろんな形で取り組んできてますけどね。取り組んできている結果、5月の12日現在、45件です、あすに持ち越してるのが。 これが、感染者数については高止まってますから、組織を拡充して疫学調査班の要は組織力が上がらないと、今までたまってたやつは絶対減りませんよね。感染者数がこの間ぐっと減ったわけじゃないから。高止まってる。でもこれ、組織をそうやって拡充してきたから、たまってた疫学調査を要は少しずつ解消していって、今持ち越しているのは45件です。これは組織を拡充した結果じゃないのかな。これはもう数日、今日、あす中にはこれを終わらせます、持ち越しは。 毎日放送:これは、逆に体制拡充でそれだけ、ゴールデンウィークで特にこの待機者数が減ったというふうに伺ってるんですが、これはゴールデンウィーク、連休明けぐらいから非常に待機者数が減ったというふうに伺ってるんですが、それは。 松井:違う、疫学調査数だから。 毎日放送:疫学調査の待たれてる方っていうのが大きく減ったというふうに伺ってるんですが、これは逆に言えば4月の中盤とかには不可能だったということでしょうか。 松井:4月の中盤のときに、日々感染者が毎日伸びていってる状態で、疫学調査の数も日々伸びていってます。伸びていく。だからやはり日々増えていく中での持ち越し件数が4月の30日の時点では828件になったということです。 それでそのあと、4月の末以降は日々の患者数がだいたい高止まりです。今は下げ止まりといわれてるけども。だいたい今、きのうが840人ほどかな。だから疫学調査が必要な人は、ある一定の水準で横に、ずっと下がることなく同じなんですよ、陽性者数が高止まってるんで。横ばいですよ。それでたまってた疫学調査を、その間減らしていくためには、疫学調査班の要は組織力が上がらないと減りませんから。今はそういう形で、5月の12日時点で828件たまってた、それで日々も患者数によって疫学調査件数が増える中で、今持ち越してる件数は45件です。だからこれは疫学調査班の1人1人の職員がよく頑張ってくれてるということと、組織としての能力を拡充したということの結果じゃないですか。