名古屋市・河村市長が定例会見4月26日(全文2)市長を選んだ民意はどうなるのか
しっかり情報交換しながら進めている
B:今ご質問の病床確保の件ですけれども、今、県のほうで愛知県内全体の病床の見直しというのをしっかりしていただいておりまして、その情報についてはもう終始、4月半ばから情報交換をさせていただいております。名古屋市内の病院もかなり積極的に病床を確保いただけるという情報をいただいておりますので、できれば本当は5月の連休前にはある程度もう少し数を増やしたい。で、そのあとも含めて、おそらく5月中にはさらに広げていただける方向で今、そこはしっかり情報交換しながら進めさせていただいておりますので、その辺ご理解いただければと思っております。 河村:だからそうやってやりますし、私も確保、8つぐらいの病院の理事長に直接電話して協力要請しております。だで、要するに今、大村さんが言わなあかんことは、それ、名古屋の保健所が非常に頑張っとってくれて人口当たりの感染者数は、名古屋は少ないんだと、今の。福岡と、少ないほうのトップです。だで、ありがたいと。そこから感染が広がらんように最大限の努力をいただいとる、ありがとうと、こういうふうに言ってもらわないかんですわ、これは。名古屋市さん、ありがとうねと。そう言ってもらわないかんということですよ。しょうがねえで、わしが言うたがね、これは。なさけにゃあ、本当に。
議会との関係構築についてのビジョンがあれば
NHK:NHK、【ササ 00:36:59】です。市長、先ほど議会との関係のお話が出ていましたけれども、3期12年はそういう関係でいらっしゃって、この先、議会が、どういった関係を築いていきたいとか、向こう4年間のビジョンみたいなものがあればお願いします。 河村:そこですわね。具体的に言えば、例えばデジタルキャッシュの3割ペイバックなんかでも、これは200億、50億ずつ4年間と。これは当局のほうと、今日もプロジェクトチームをつくろういうて打ち合わせをしたところでございますけど、これは議会を可決せないかんですわね。これは可決してもらわないかんでしょう。そうでしょう。もらわないかんいうて、またどうするか知りませんけど。一応、民意で選ばれてますからね。 ということだけど、初めからじゃあもし否決するといった場合、出さないというのはいかんでしょう。出さないというのは。同じような例が、またあまり言うといかんけど、大村さんにも、県民税1割カットになったんですよ。あのときにわしは言いましたよ、提案せないかん言うてます。で、否決されて。否決されてもしょうがないんだって、それは、いうて。いや、わしはそういうふうでないということです。 だで、そこはだから、世の中に妥協と、コンプロマイズ、妥協することは必要だということは、私も72年間生きてきましたし、零細企業をやってきましたので、毎日妥協しとるようなもんですから、知らないわけではまったくありません。しかし政治をやる人間いうのは、やっぱり選挙とか、そういう市民との関係で約束を誠実に守っていくということがまず大事じゃないですか。否決されても闘っていくということがね。だで、そこのところで妥協を否定するものではありません。それは。それは一遍、話をして修正したりするいうのは、それは当然の必要な行為です。そんなこといかんきゃ。