仮想通貨が不正流出 ビットポイントが会見(全文2)秘密鍵の暗号が解除された
30億円相当の仮想通貨が不正に流出した問題を受け、仮想通貨交換業者のビットポイントジャパンは16日午後、都内で緊急記者会見を開いた。 【動画】30億円相当の仮想通貨が不正流出 ビットポイントが午後3時から緊急会見(2019年7月16日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「30億円相当の仮想通貨が不正流出 ビットポイントが午後3時から緊急会見(2019年7月16日)」に対応しております。 ◇ ◇
ホットウォレットの全額が流出したのか
読売新聞:読売新聞の【オオサワ 00:19:16】といいますが、今ほど。 司会:オオツカさんですか。 読売新聞:読売新聞のオオサワといいます。 司会:オオサワさん。すいません。 読売新聞:ホットウォレットの大半から流出っていうことでしたけども、ホットウォレットにあった全額というわけではないんですか。それと、ごめんなさい、あともう1点。流出した通貨が現在、どこまで追えているのか。ほかの取引所のほうに協力を求めてるっていうことですが、どこまで追跡がきちんとできているのかを教えてください。 小田:まず一番初めにご質問いただいた点に関しまして回答を申し上げます。このたび、今回提示させていただきました時系列に基づきまして、7月11日9時11分に仮想通貨リップルが不正送金されている可能性があるということを自動検知させていただきました。その後、1分後にうちの開発メンバーが対応を開始いたしまして、ホットウォレットからコールドウォレットに対する移送を開始させていただきました。 今回、移送によって、だいたいなんですけれども、概算で日本円にいたしまして2億4000万円分の仮想通貨、こちらをホットウォレットからコールドウォレットのほうに振り替えすることができました。そういった観点でいいますと、今のご質問に関しましては、今回、被害に遭った金額プラス2億3000万円ほど、2億3000万円ほどがホットウォレットにございまして、そのうち、なのでその90%以上が、とはいっても残念ながら不正流出になってしまったというふうにお考えいただければよろしいかと思います。 すいません、もう1個のご質問はなんでしたっけ。 読売新聞:どこまで追えているか。 小田:そうですね、失礼しました。現在、今回、不正流出されたものがどうなっているかということに関しましては、社内と社外の協力をいただきながら現在、それを追跡しているところでございます。今どこにそれがあってということも把握はさせていただいてるんですけれども、その指定されたアドレスに対して、ここから仮想通貨が送金された場合、受金された場合に関していうと、仮想通貨は受金しないようにといった協力を日本の仮想通貨交換所ならびに海外の交換所に対して要請をしているところでございます。 司会:じゃあ次の方。後ろの列の方で男性、手があがってる方が早かったので。ご所属とお名前をお願いします。