仮想通貨が不正流出 ビットポイントが会見(全文2)秘密鍵の暗号が解除された
現物での補償を決めた理由は?
CoinPost:株式会社CoinPostの各務と申します。2点お伺いしたいんですけども、現物の補償が決まった決め手っていいますか。今までの補償の例っていうのが現金でのお支払いっていうケースもあったんですが、現物で補償を決めた理由っていうところを教えていただきたいなと思うのと、あと、国際協力に関して、最近ではハッキングの事件でも、国際協力の中で止める例とか凍結の例っていうのがございますが、その辺り、どのくらいの時点で協力の要請を行ったのかというところと、どういった国の取引所に要請を行ったのかを教えていただけますでしょうか。 小田:かしこまりました。まず一番初めのご質問で、今回、現物、いわゆる仮想通貨で払い戻すことにした理由ということかと思うんですけれども、われわれの考え方といたしましては、今回不正流出されたものが日本円ではなく仮想通貨で流出になってまいりましたので、それだったらちゃんと仮想通貨で払い戻しをすべきなんじゃないかなという考えから、仮想通貨による払い戻しをさせていただいたというところでございます。よろしいでしょうか、その回答で。 次にご質問いただきました、今どういう協力要請をしているのかというところに関しましては、この点に関しては逆にこの場で回答してしまうことによって、いろいろ被害拡大につながる可能性があるんじゃないかなと思っておりますので、詳しいことは回答は差し控えたいと思ってはいるんですけども、日本国内と海外の主要な仮想通貨交換所に対して、このアドレスから来た分に関しては止めてほしいという要請をしておりまして、主要な交換業者は、ビットポイントが言うんだったら協力するよというふうに言っていただいて、これは大変、本当にありがたい話なんですけども、いろんな会社が協力をしていただいているというところでございます。 一方で、じゃあそうやって仮に仮想通貨が、流出されたものが返ってくるのかという点に関しましては、残念ながら現段階では、それに関しては明確なことは回答を差し控えさせていただければと考えております。よろしいでしょうか。ありがとうございました。 司会:はい。じゃあすいません、いろいろ手があがってるんですけど、早かったのは一番後ろの方がちょと早かったので。順に当てますので、すいません、繰り返し手をあげていただければと思います。 テレビ東京:何点かありますので、一番先。 司会:すいません、ご所属とお名前を。