友人にゴルフのため、車を出してもらいました。お礼に「1000円のランチ」をおごったのですが、後日「ガソリン代や高速代を渡すべき」と知りビックリ! お礼って実際どうすべきなのでしょうか…?
ゴルフ場に行く際、友人が車を出してくれるのはとてもありがたいことです。しかし、お礼が例えば「ランチ代だけ」では足りないケースもあるかもしれません。 特に長距離運転になると、運転手にかかる負担は大きく、ガソリン代や高速代などの費用もかかりますが、運転手から「費用を負担してほしい」とは言い出しにくいものです。 本記事では、友人が車を出してくれた場合の一般的なマナーや適切な配慮について解説します。 ▼ハンズフリー通話での運転は「違反」になる? ペナルティが発生する場合についても解説
運転手は想像以上に負担が大きい
運転手は、ガソリン代や高速代といった金銭的な負担だけでなく、さまざまな面で負担を抱えています。特にゴルフの場合などは、早朝に家を出発することが多く、運転手はほかのメンバーを迎えに行くために、さらに早く出発しなければなりません。 また、長距離運転による疲労や、同乗者を安全に送るという責任感から、いつも以上に運転に集中する必要があります。このため、体力面だけでなく精神的な負担も大きくなるのです。 また、現地でランチする際に、運転手はお酒を頼むことができず、小さなストレスを抱えるかもしれません。こうした背景を考えると、ガソリン代や高速代はもちろん、運転手には配慮が必要と言えるでしょう。ちなみに、自分が運転手である場合は、ガソリン代等を友人に請求することは問題ないと考えられます。
車に乗せてもらったら何をすべき?
車に同乗する際には、どれだけ親しい相手であっても、運転手の負担を考慮した行動が必要です。では、どのような行動が適切なのでしょうか? ■高速代とガソリン代を渡す まず基本的なマナーとして、運転にかかった経費は、同乗者全員で分担するのが理想です。ガソリン代や高速代は、その場で運転手に確認し、人数で割った金額を渡すのが良いでしょう。 本事案のケースでは6000円かかっていますので、同乗者が3人であれば3で割った2000円が1人分の負担になります。また、ちょっと多めに払うくらいの心遣いも大切です。 ■飲食代を負担する 休憩時などに食べる飲食代を負担するのも1つの手です。本事案のようにランチをおごるのは良い案と言えるでしょう。 また、ゴルフ場までは長距離の運転になることも多いため、コーヒーなどを買ってあげるなどの配慮も大切です。ゴルフ後の帰りの運転は、特に疲労がたまりやすいため、甘いお菓子を用意しておくといった気遣いも良いかもしれません。 ■手土産を渡す 手土産を渡すのも効果的です。「運転お疲れさまです」の意味を込めて、家に帰って飲めるようにビールを渡したり、好物を渡したりすることで、運転手へのねぎらいとなるでしょう。
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