共通症状は「のどの痛み」 インフルエンザ・新型コロナ・マイコプラズマ肺炎の「トリプルデミック」どう防ぐ?…共通する“感染ルート”と“感染対策”
12月に入り一気に寒さが強まると、懸念されるのがインフルエンザの流行です。 最新のデータによると、大阪では1医療機関あたりの感染者数が4.86人と、前の週に比べて倍増しています。 【医師解説】“普通のかぜ”がインフルやコロナと同じ5類感染症に 学校や会社は休むべき?窓口負担は増える? 気になるギモンに回答します そして、この冬はインフルエンザ以外にも、「新型コロナ」と「マイコプラズマ肺炎」と3つの感染症が同時に流行する“トリプルデミック”に警戒が必要です。 効果的な感染予防対策などについて、大阪市生野区の葛西病院・小林 正宜院長に話を聞きました。
インフルエンザ・新型コロナ。マイコプラズマ肺炎の共通点としては、いずれも“飛まつ感染”という点です。 感染対策も共通しており「マスクの着用」「換気」、そして「手洗い(特に食事前)」です。 小林院長によると、予防のポイントは「加湿器などで湿度を上げること」「睡眠をしっかりとること」です。 湿度が低いと空気中のウイルスが長生きしてしまい、睡眠が取れていないと免疫力が低下し感染リスクが上がるということです。 年末年始などで人の移動もこれから多くなってくる時期です。いろんな感染症にかかるリスクが高いため、しっかり予防を行ってください。
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