【お小遣い】小学生までは「学年×100円」を渡していましたが、息子は来年中学生。どのくらいの金額にしたらいいのでしょうか?
子どものお小遣いの金額について、悩む親は多いでしょう。特に、中学生になると支出の幅が広がり、適切なお小遣い額が分かりにくくなります。渡しすぎると無駄遣いを心配し、少なすぎると必要なものを買えない可能性もあります。 そこで本記事では、中学生のお小遣いの相場や使い道を解説し、金銭感覚を育てるためのアドバイスを紹介します。 ▼「3人目3万円」に思わぬ落とし穴! 2024年12月に前倒しになった「児童手当拡充」の注意点
中学生のお小遣いの相場はどのくらい? 年代ごとの比較
中学生のお小遣い額は家庭や地域によって差がありますが、金融広報中央委員会の「子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度」によると、小学生(高学年)の平均額は1085円で、中学生は2536 円です。 このように、中学生になるとお小遣いの額は月1000円程度上がることが分かります。なお、上記調査は2015年と少し古い資料で近年の物価高騰などから、もう少し値上げされていることも考えられるでしょう。 小学生のお小遣いは、クラブ活動や友だちとの遊びで支出が増えるため、少し高めの金額にしている家庭もあるでしょう。また中学生は、お小遣いのなかに昼食や部活動での出費を含めるかどうかで、違いが生じます。お小遣いの金額設定は、家庭の経済状況や子どもの活動範囲を考慮することが大切です。
中学生が使うお金の内訳と、適切な金額設定の考え方
中学生になると、小学生時代とは異なる支出が増えます。主な使い道は次のようなものです。 ・文房具や部活動の備品 部活動に必要な道具やユニフォーム代などは、一部を自分で負担させる家庭もあります。 ・友だちとの交際費 放課後の軽食代や休日の遊び代など、友だちと過ごすための費用が増えます。 ・娯楽費 ゲームやマンガ、スマホアプリの課金といった、自分の楽しみのための支出です。 お小遣いの額を決める際には、「どの支出を親が負担し、どれを子どもに任せるか」をはっきりさせることが重要です。例えば、昼食代や部活動の費用を親が負担する場合は、2000~2500円程度のお小遣いで十分かもしれません。もし、子どもにすべてを管理させるなら、3000円以上必要になることも考えられます。
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