ハードオフに1650円で売られていた“まさかの掘り出し物”→修理すると…… 見事な復活劇に「相場が上がってしまうw」
ハードオフで売られていたジャンク品を購入し、再び使えるよう修理を試みる動画がYouTubeに投稿されました。この動画の再生数は記事執筆時点で7万4000回を超えています。 【画像】修理後のジャンク品
ハードオフで見つけた“すごいもの”
動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「宮甚商店」。毎週2回、ハードオフでジャンク品を見て回っており、今回の動画ではスピーカーが置かれている商品棚の中から“すごいもの”を発見しました。 スピーカーのジャンクに紛れて売られていたのは、アイコムの広帯域受信機「IC-R5」。本来は単3のニッケルカドミウム電池(ニカド電池)もしくはACアダプターで動作する製品ですが、宮甚さんが発見した物はハードオフ側で状態を確認した際に通電しなかったため、税込み1650円のジャンク品として扱われていました。 電源は入らないものの、価格が安かったこともあり宮甚さんは購入を決意。持ち帰って修理することにしました。
故障箇所には心当たりがある
宮甚さんとしては、受信性能が悪くなっている場合の修理に比べて、電源が入らない症状の修理はそこまで苦労するものではなく「ある意味ラッキー」とのこと。既にIC-R5と後継機種の「IC-R6」を1台ずつ所有しており、これまでの経験から通電しない原因に心当たりがあるそうです。 念のために電源につないで動作確認しましたが、やはり起動しなかったので背面のカバーを外すことに。電池の液漏れが過去にあったらしく、バッテリーボックスから基板へ電気を伝える接点部分には緑青が付着していました。 接点洗浄剤を付けた綿棒でこすってみるとガリガリと音が発生し、先端に青緑が付きました。複数回こすりましたが、綿棒だけでは取り切れないと判断しマイナスドライバーを投入することに。こびり付いていた緑青がどんどん取れていきます。 バッテリーボックス側の接点部分も同様にこすって除去。背面カバーを戻し、ニカド電池を取り付けて電源ボタンを押しましたが動作しません。ここで宮甚さんは、“ネジを締めないと接点がくっつかないのでは”と考え、あえて外したままにしていたネジを締めることにしました。