大阪・通天閣13日からネオン点灯時間を短縮 社長「早く消灯して帰宅を促せれば」
社長「少しでも時短の効果が表れるよう午後8時に消灯します」
大阪のシンボルとして親しまれている通天閣(大阪市浪速区)を運営する通天閣観光は12日夜、夜間ライトアップの点灯時間を13日から午後8時までに短縮すると発表した。同社の高井隆光社長は「コロナ禍の中ではありますが、少しでも時短の効果が表れるよう、消灯して帰宅を促せればと思います」と話している。 【写真特集】大阪府12日は雪予報 通天閣の天気予報ネオンに珍しいピンク色 新世界・十日戎の風景も
通常は日没時から午後11時までライトアップ
同社によると、大阪府、京都府、兵庫県に対して政府による「緊急事態宣言」発令の方針、大阪府の飲食店などへの午後8時までの営業時間短縮要請、大阪府民に対しての午後8時以降における外出自粛などの状況を鑑みて、通常は日没時から午後11時までというライトアップの時間を、13日からは午後8時までにすると決定した。
「新世界は飲食店が多く、この先どないなるのか心配」
通天閣の営業時間についても、一般展望台が午前10時から午後8時までとなる。同社は「お客様には安心して御来場して頂けるように、引き続き新型コロナウイルス拡大感染防止に努めてまいります」とコメントしている。 同社の高井社長は「通天閣の輝きを消して、コロナ禍の中ではありますが、少しでも時間短縮での効果が表れるよう、午後8時で消灯して帰宅を促せればと考えております。通天閣がある新世界は飲食店が多く、この先どないなるのか心配です」と話している。