小池都知事が臨時会見 警戒レベル「最高」に(全文3完)医療従事者も年末年始は休んでほしい
レベル引き上げで生活どう変わる
NHK:NHKの岡部です。よろしくお願いいたします。今日、モニタリング会議で、感染状況自体が一番上のレベルに引き上がりましたけれども、引き上がったこと自体で私たちの生活というのはどのように変わるのでしょうか。 小池:むしろ大曲先生。 大曲:かなり広がっているという判断で赤。どちらでしたっけ。ああ、ごめんなさい。すみません。ていう判断をしたわけで、やっぱり深刻に捉えていただきたいっていうのが1つです。そこで結局、やっぱり個人個人でリスクを感じ取って、行動を取っていただきたいというところは思います。 なんて言うんでしょう。この1月からずっと10カ月、対策してきましたけれども、その中で結局感染しやすい場、リスクの高い場っていうのははっきり分かってきたわけですよね。それは先ほど申し上げたとおり、現場から地道に事実を積み上げていただいて見えてきたところがあります。それは距離を取るですとか、換気をしっかりするですとか、例えばこうしたマスクをする。マスクしないで大声でしゃべったりすると、うつるからっていうところなんですけど、そこを見いだしたことはすごく大きいんだと思います。漠然と怖がって、何を対策していいか分からないっていう状況で、とにかく家にこもるっていうところからかなり進歩はしてきたんだろうと思います。ですので、要はそこをしっかりやっていくっていうことが大事なんだと思います。 ただ、それは簡単じゃないだろうなというのは分かっています。例えば、私たちは社会活動を維持する必要があるので、人が集まる場っていうのはやっぱりあったりするわけですよね。だけどやっぱり感染を防がなきゃいけない。そこが難しいんですけども、でもさっき申し上げた、それこそ知事もおっしゃったような感染の避け方はあるので、そこをいかに実行していくかということなんではないかと思います。個人の自覚というのがすごく大事でっていうのもありますし、あとやっぱり協力っていうのも大事なのかなと。 例えばお店の話が出てきましたけど、お店の従業員の方々に聞くとすごく苦労していらっしゃって、例えば感染対策を進めたいけれども、結局お客さんも色々で、なかなか従って、従うっていうか、納得してくださらないですとかということですごく精神的に疲れているとか、そういう話も聞きます。でもそこはお互いさまなので、協力をしてということをやっていけば感染も減っていくと思いますし、長丁場を考えると、そうした環境づくりをしていかないと持たないのでっていうところなんじゃないかなと思って、そこを頑張るということなのかなと私自身は思っています。 NHK:ありがとうございました。