小池都知事「5つの小」を提唱 会食時のコロナ感染予防策
東京都の小池百合子知事は19日、記者会見し、新型コロナウイルスの新規陽性者などが増加しているとして、都が定めた警戒レベルを最も深刻なレベルに引き上げたと発表した。会見で、小池知事は、「あと10日もすれば師走(しわす)、12月だ。年末年始を迎えて、ますます会食の機会も多くなると思うが、改めて会食時の対策を徹底していただきたい」と語り、「5つの小」と書かれたボードを取り出した。 【動画】東京都・小池知事が臨時会見 コロナ警戒レベル「最高」に引き上げ
小池知事は「こうした(会食時の)取り組みのキーワードは何か。5つの小(こ)だ」と主張。続けて、「会食は是非『小人数』。できれば『小一時間』。『小声』で楽しんで、料理は『小皿』に分けて、『小まめ』に換気や消毒をしていただく』。5つの小を合言葉にして、感染防止対策の徹底をお願いします」と呼び掛けた。 さらに「加えて、こころづかい。いまも医療現場の最前線で必死に尽力されている医療従事者へのこころづかいも決して忘れてはならない」とも語った。