【高感度ロッドが魚探代わり!?】24ポイズンアドレナで水野浩聡が秋の高滝湖を攻略!
常に〝今〞を感じて釣果は加速度的に…!
水野「ボート屋さんの方や、釣行中に出会ったアングラーの方からの話では『日毎に減水中』とのことなんですよ。護岸の跡を見てもそれに気付けます。ならば、上流で釣り続けるのはリスクが高い。再び本湖へ戻ります!」 水位が下がり続けていた当日の高滝湖。水深の浅い上流域のエンドは下がり、魚のポジションも徐々に下がっていく。一方で本湖であれば減水中であれど極端な水深変化はない。水野さんの賢明な判断がその後の結果に繋げていく。 水野「朝の本湖で気付いたのは、水深変化のあるところ、いわゆるブレイクの水面上でベイトの波紋やボイルが多く見えたんですよ。だったら、その沖側に見える波紋も同じく、ブレイクなんじゃないかなと」。 24アドレナ166Mでボトムサーチすると「推定1メートルから推定1・7~1・8メートルま で落ちてますね」と確認。岸側と沖側、2つのブレイクを主眼に置き、各種ハードベイトで探りを入れていく。 水野「朝と同様に、かなり偏食タイプの個体たちですね…。ひとつのルアーで連発するほど甘くない。ならば、何をやってもダメな時の救世主を試してみます」。 そう言って投入したのが小型バイブレーション。朝に多投した標準サイズよりサイズダウンするとともに、ただ巻きからリフト&フォールへとシフト。バイトはリフトした瞬間に数多く、24アドレナ266L―2が即座に感知して、鋭いフッキングを決めていく。 水野「リアクションの釣りなので食い切れない魚ももちろんいますが、バイトは確実に増えている。釣り方がマッチしている証拠ですね」 そして、見事に結果を叩き出す。 水野「ボトムまで着底させると、ニゴイが食ってしまう(笑)。なので、水深1メートルのレンジを基準に、その上下30センチをリフト&フォールするイメージで。これが効いた。ならば…」。 空は曇りから雨天へと移り変わっていく中、水野さんの判断はさらに冴え渡っていったのだった。