大阪市・松井市長が定例会見2月26日(全文3完)青に向かえば時短要請解除を検討
Go Toキャンペはどういう基準で再開すべきか
毎日新聞:たびたびすいません。市長が目指されるのが、2桁の感染ということで、そこをなんとか維持しながらということをおっしゃっていたかと思うんですけども、そこについてなんですけれども、国のほうの施策でGo To キャンペーンがあると思うんですが、これは、2桁の感染が続く中で、どこの基準をもってまた再開になり、目指すべきかっていうところは、今、市長はどういうふうにお考えでしょうか。 松井:Go Toが悪いんじゃなくて、Go Toでやっぱり飛沫を飛ばす、そういう行動が感染拡大につながるわけですから。だからどの段階でって言われても、僕はもうGo Toを、期間を絞らずに、やっぱり今、旅行業者の方々はもう本当に大変ですよ。例えば観光バス会社なんて、もう大変な状況。ほとんど仕事ないんだから。観光客、来てないんだから。インバウンドは特にそうですし。それから、もう皆さんもご存じのようにJTBもああいう形で、もう世界のJTBが今、非常に苦しい状況で、自己資本比率の資本金を減らしていくということをやってるんだからね。だからこのままGo To止めてれば、皆さん、毎日新聞は、もう観光業はみんなつぶれえ言うてるんかなと思いますね。だから観光業の皆さんも、観光というのは1つの日本の産業の柱なんだから、これはもうしっかり支えないと。
期限は切らないほうがいい
だから、やはりワクチンの接種状況と効果状況を見極めながらですけど、やっぱりGo Toもそろりそろりと再開をして、ただ、その判断は都道府県知事が、例えば大阪はまず来ていただいていいですよとか、たぶん近隣からやると思う。僕らはそういうことやっていましたから。「いらっしゃい!」キャンペーン、去年も。ほんで、この「いらっしゃい!」キャンペーンも感染拡大がそういう、視野に入ってきた時点で、いったん止めました。で、これ、また再開します。だからこれは、今の2桁という日々の患者数が、これはまず解除されて、基本2週間単位で、こういう形で次の感染の予測ができるわけですけど、そういう形の中で2~3週間、ひと月ぐらい様子見ながら、やっぱりGo Toを再開するべきやと思います。 ただし、それはやっぱり都道府県知事が、全国一律じゃなくてね。やっぱり知事と相談しながらエリアを絞って再開されて、それから期限はやっぱり切らないほうがいいと思う。期限切ると、そのところにやっぱり集中しますから。やっぱり余裕あると。Go Toはあと1年ほど継続してやるから、今急いで、例えばゴールデンウィークに集中して、みんな旅行に行こうじゃなくてね。やっぱり1年の、旅行客が平準化する中で、やっぱり旅行業界の皆さんもビジネスが成り立つような形が必要だと思います。 司会:次の質問をお受けいたします。毎日放送。