若い人に習うのをやめたら、マジで終わるーー扱いの難しい「1.5列目」、清塚信也とDJ松永が仕事に命を懸ける理由
松永:でも、かといってフロントマンより露骨に下に扱われるのは嫌だったりしません? ライブ中にお客さんが自分を全く見てくれないときなんて、「ふざけんな、俺がいま演奏を止めたらライブがめちゃくちゃになるんだぞ」っていつも思ってますよ(笑)。 清塚:そうそう。だから我々は、扱いが一番難しい人種ですよ。ちょっと雑に扱われるとすごい怒るから。「今! 今フロントマンより下に扱ったろ!」って(笑)。 松永:CDの購入者特典で俺ら(Creepy Nuts)ふたりと写真が撮れるのに、お客さんから「R-指定さんとだけがいいです」って言われたこととか、まだ昨日の事のように覚えてますからね。この手のエピソード、俺は無限にありますよ。 清塚:1.5列目の人間に特有のね。いやいや、やっかいな人たちですよ、我々は。 【RED Chair+】 2人の本音に迫る『RED Chair+』。家族、戦友、ライバル、師弟など、この関係だからこそ語れる思いを届けます。