筋トレを始めるにあたっての最低限で必要十分なポイント・前編(専門家が監修)
トレーニングを始めるにあたって、最低限で必要十分なポイントをまとめてみた。ここはあくまで基礎。だけどこれらの知識は知っておくと今後よりコミットしたい時に盤石のベースとなってくれるはずだ。何をすべきか迷ったら、いつでも戻ってきてほしい。[取材協力/白戸拓也(MS FITNESS)]
運動、食事、休養はセットと知っている
忘れてほしくないのは、運動だけに励むのではなく、運動、食事、休養という3本柱をセットで考えること。 筋トレをしても、食事からのタンパク質の摂取が足りなかったら、材料不足により、筋肉はデカくなりにくい。あるいは運動後の休養が不十分だと疲労が蓄積するため、カラダは変わりにくい。休むのもトレーニングのうちなのだ。 逆に、食事と休養が、運動に影響することもある。余分なカロリー摂取を抑えたら、贅肉が落ちて身軽になり、トレーニングしやすくなる。また、深い睡眠でリフレッシュできたら、思う存分カラダが動かせるだろう。 トレーニーになり、運動、食事、休養が三位一体で相互に作用してスムーズな好循環を生み出し始めたら、カラダも心も根底から生まれ変われる。
ジムで鍛えるメリットも知る
初心者の“はじめの一歩”は自宅トレだけではない。ジムトレもビギナーフレンドリーだという事実も知っておこう。 ジムには頼れるマシンが勢揃いしている。筋トレマシンは、シートに腰掛けるだけで、的確なフォームで狙った筋肉に効かせられる。重さの調整もピンを差し替えれば瞬時に完了。トレッドミルなら天候に左右されず、快適かつ安全にランニングやウォーキングが行える。ジムによっては大浴場やサウナといった癒やしの空間が充実しているところもある。 最近は、デパートのように何でもござれのオーソドックスな総合ジム以外にも、24時間365日開いている24時間ジム、格安スマホ並みの月3,000円程度で通えるバジェットジムといった新たな選択肢も増えてきた。自宅や仕事場に近いジムを一度見学してみよう。