30分並んで確保した新幹線の「自由席」。子連れに「席譲ってください」と言われたけど譲るべき…?
新幹線に乗る際、乗車券が安いため指定席ではなく自由席を選択する方もいらっしゃるでしょう。自由席は一般的に乗車が早い人から順に座って行くため、席の確保のために早くから並んで待つ方も多いのではないでしょうか。自由席は埋まってしまえば座ることはできません。 しかし、自身が座っているときに子連れの乗客に「席を譲ってください」と頼まれたときには、譲らなければならないのでしょうか。「譲りたくないという考えは心が狭いのかも」と不安に感じてしまうかもしれません。 この記事では、新幹線の自由席で子連れの乗客に席を譲ってくれと頼まれたら譲るべきかについてご紹介します。 ▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
確保した自由席を譲るよう頼まれることは不愉快に感じる人が多い可能性がある
長時間並んで確保した自由席であれば、譲ってくれと頼まれることを不愉快に感じる人は多いと考えられます。 なぜなら、一般的に自由席は先着順で座るものだからです。混雑しているシーズンであれば、かなり長時間並んでやっと座れるというケースもあります。そうして確保した席を、簡単に譲りたくないと考えるのは普通のことといってよいでしょう。指定席が空いているときは、自由席から指定席へ変更できる可能性があります。 「席を譲ってほしい」と言われたときの対処として、指定席への変更ができないか乗務員に聞いてみるよう促すとよいかもしれません。
指定席に乗らないのは、子連れ特有の悩みがある可能性も
子連れの乗客が自由席を購入するのは、値段が安いといった以外の理由があるかもしれません。 例えば子どもがいると、出掛ける準備中に子どもが言うことを聞かず予定の時間に出発できないといったことも発生するでしょう。そのような場合、指定席の発車時刻に乗車できない可能性を考え、自由席を購入するという人もいるかもしれません。 また、子どもが幼いケースには、親と離れて座らせるのは不安ということも考えられます。指定席が混雑していて離れた席しか空席がなく、やむなく自由席を購入したということもあるかもしれません。指定席は絶対に座れるのだから、座りたければ指定席を取るべきだという意見もあるでしょう。 しかし、指定席を購入しなかったのは子連れならではの理由があるのかもしれません。