老け見えは姿勢のせい! 床バレエで“マイナス10歳”の美姿勢に!【40代・50代の骨盤を整える「床バレエ」⑨】
1.倒した左脚に右足をのせる あお向けになり、一度両膝を立てたら、左脚だけを外側に倒し、その膝の側面に右足をのせる。右腕は肩の高さで横に伸ばし、左手はのせた右足の外側を軽く押さえよう。
2.右脚を左側に倒し、顔は右へ 立てた右膝を左手で軽く押しながら倒そう。同時に顔は右に向ける。ゆっくりと膝を立てたり、開いたりを5回繰り返す。
3.膝の動きに合わせて手を上げ下げする 床に下ろしていた右のひじを軽く曲げ、右腕を天井に向かってゆっくりと上げる。右膝を左に倒したときに右腕を床に下ろし、膝を立てたときに右腕をゆっくり上げて、この動きを5回繰り返そう。
4.右膝を左に倒して右腕を上へ 右膝を左に倒して腰をひねり、目線は右に向ける。右腕を耳の横のほうへ上げよう。
5.腰をひねったまま右腕を下へ 右膝を左に倒し腰をひねったまま、右腕を床に滑らして下へ動かす。床に右腕をつけたまま上下にゆっくり5回動かそう。1~5を反対側も同様に。
【注意するポイント】 肩が浮いて、腕が肩より下に落ちてしまうと肩まわりを痛めてしまうことがある。肩の位置に合わせて腕が床から浮いてもOK。 (※動きの流れをチェックしたい方は、OurAge『骨盤を整える「床バレエ」で、すっきりボディに! 〈第9回〉老け見え姿勢から“マイナス10歳”の美姿勢に! 床バレエで寝ながら背中をほぐそう』動画参照)
「インナーマッスルに効かせるコツは丁寧にゆっくり動くこと。バレエ音楽をかけながら、優雅に腕と膝を動かして背骨の伸びを感じてくださいね」
【教えてくれたのは】 竹田純さん バレエダンサー・フィットネストレーナー。一般社団法人床バレエ協会代表。パリでクラシックバレエやコンテンポラリーダンスを学んだ後、フランスをはじめヨーロッパのバレエ団で活躍。現在、指導者としてSNSやYouTubeで床バレエの情報を発信。著書『マネしたらやせた! 30秒だけ床バレエ』(講談社)も好評。 撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木村三喜 取材・原文/山本美和