「国葬に賛成だが、一定の基準作るべき」大阪・吉村知事会見7月20日(全文3)
0%にほぼ近いというのは事実
吉村:まず、幾つかあると思うんですけども、絶対にワクチンを受けないと決めてる方。もう信念で受けないと決めてる方。この層が一定いらっしゃると思います。ここについては、もう1つは、なかなかちょっと仕事も忙しくて受けないとか、あるいは感染が広がってきたら受けようかとか、さまざま、その人によって違うと思うので、一区切りに区切れないとは思ってます。 ただ、20代、30代が、他の年代と比べて低いというのは、やはりワクチンによって得られる利益と、そして副反応等のデメリットを比較したときに、あまり意味がないんじゃないかと考えられる20代、30代の方が、ほかの年代よりも多いということだと思っています。つまり、重症化率であったり、お亡くなりになる率というのを見たときに、とりわけ第6波以降、オミクロンになってから、20代、30代の方はほぼ0%に近いというのは、これはもう事実です。もちろん0にはなりません。0%にほぼ近いというのは事実。ただ、一方で後遺症が出る方はやっぱりいらっしゃるから、気を付けていただきたいと思ってます。 その中で、高齢になればなるほどワクチンのメリット、重症化率とかが上がってくるわけですから、やっぱりそこの差が出てると。そしてやっぱり副反応がきついというのもあると思います。高齢の方より、聞いてる限りでは高齢の方より若い方のほうが副反応が出て、1日2日は休みを取らないといけないと。もう発熱が出て、高い熱が出て、ということになる。僕の周りでも、やっぱり若い世代、子供も含めて若い世代の方の話を聞いてると、やっぱり副反応がどうしても、高熱の副反応が出ると。それだったらもう、やめとこうと思われる方も多いというのも、やっぱり事実としてそれはあると思います。 だからその中でも、やはり後遺症を防ぐ、重症化を防ぐと、発症予防効果を発揮すると。さまざまな観点から、僕はワクチンのメリットあると思ってますので、ぜひ20代、30代の方、若い世代の方、とりわけ今、感染拡大期ですから、感染するリスクが非常に上がってますので、ぜひ接種を受けていただきたいというふうに思っています。 産経新聞:ありがとうございました。 吉村:直近ですけども、20代の方が37%、30代が41%です。全体でいくと56%。65歳以上の方は88%なので、やはり年代において、20代、30代の方のワクチン接種、ここについて3回目のワクチン接種の割合は低いですから、今どこの接種会場でも予約なしで受けれますので、ぜひ受けていただきたい。また、そういったものも、メディアの皆さんにも発信をお願いしたいというふうに思っています。 司会:次にご質問。毎日放送さん。