3府県に「重点措置」西村&尾身氏会見(全文2)飲食店だけでなく、混雑した場所で感染拡大
協力金対象企業の売上高をどう確認するのか
朝日新聞:朝日新聞の【コガ 01:18:55】といいます、よろしくお願いします。これ、どちらに聞いたらいいのか分からないですが、協力金の件なんですけど、これは今回は差を付けた、段階的に差を付けていった、この理由と、先ほど売上高や減少高、これについてはどのように確認していくのかっていうのをお伺いしたい。 もう1つ、パッケージの話なんですけれども、最初、大臣が罰則っていう話もおっしゃったと思うんですが、アクリル板とかそういったものをしないと、罰則の対処もありですというふうにお考えなのかお尋ねしたいと思います。 西村:まず1点目、次のページのほうがいいかな、分かりやすいと思いますけど、これは附帯決議でも、経営の影響の度合いに応じて支援策を講じることという附帯決議もいただいておりますし、国会でも、何度もいろんな質疑、これ、与野党を超えていろんな提案、要望、あるいは質疑も受けてきたところであります。 そうした中で、確かにいろんな経済界からの、経済団体、特に中小の方々からの声も含めて、あるいは規模の大きい事業者の方々、さまざまな業態の飲食店の業種の方々から、いろんな意見を、声を聞いてきたところであります。
いろんなデータを使って確認したい
そうしたもの全てを踏まえて、どこかでこれをやりたいということで、やらなきゃいけないということで検討を進めてきたわけですけれども、なかなか緊急事態宣言の途中とか、なんかの途中でやると、これ、また混乱をしますので、自治体の事務も非常に混乱をするということで、どこか区切りのいいところで開始をしたいということで、検討をさらに詰めてきたところでありますけれども、今回、初めてまん延防止等重点措置ということで、8時までの時短という、かなり厳しい時短になりますので、緊急事態宣言のときの経験も踏まえて、今回、4万円から10万円まで、そして大企業の場合は売上高の減少に応じて上がっていくということになります。 それぞれ申告もされていますし、いろんなデータを使って確認をしたいと思っております。詳細、このあと事務方から説明をさせたいと思いますが、都道府県とも連携をしながら、これ、対応していきたいというふうに考えております。すでに幾つかの自治体の意見も聞きながら、今回この案を作ったところであります。 それから、私どものパッケージでいいますと、尾身先生のパッケージと同じなんですけれども、今回アクリル板の設置等、飛沫感染防止策について、厚生労働省告示に明記をいたしましたので、いわゆる要請、命令、罰則の対象になります。ただ、手続きはしっかりと踏んでいきたいと思いますし、踏まなきゃいけないということは、もうこれまでも申し上げているとおりであります。 要請に応じていただけない場合に、文書でしっかりとお示しをすること、理解をいただきながら進めること、こういったことを含めて、手続きももうすでに明記をしておりますし、知事が特に必要だと認める場合、専門家の意見も聞いて判断をしていくことになりますので、今回、そうした手続きにのっとって、東京都は時短要請に応じていただけない事業者、確か4店舗だったと思いますけれども、命令はもう少し多く出して、過料についても裁判所に通知をされたと承知をしております。 【書き起こし】3府県に重点措置初適用 西村大臣らが会見 全文3に続く