スマホを使うシニアに教えてあげたい「6つの注意点」。年末年始、家族で一緒に確認を!
▼Androidスマホ
Androidスマホの場合は、通知が来たら「システムアップデート」でOSのアップデートを行います。 アプリのアップデートは、「Playストア」アプリで自動更新を設定できます。
◆4. むやみに外のWi-Fiにつながない
スーパーやレストランなど、無料で利用できるWi-Fiスポット(フリーWi-Fi)が増えてきました。しかし無料のWi-Fiスポットの中には、通信の内容を盗み取られたり、不正アクセスされたりするリスクを含んでいるものもあります。 シニアの場合、どうしてもWi-Fiが必要になるケースは少ないかもしれませんが、もし外出先でWi-Fiを利用するなら「安全なWi-Fiスポットだけ」を利用するよう、話しておきましょう。 安全なWi-Fiスポットとは、キャリアや自治体、企業が提供する公衆Wi-Fiなどで、暗号化されているものです。Wi-Fiの自動接続をオフにしてしまうと、Wi-Fi環境下で使用する際に不便になってしまうためあまりおすすめできないのですが、外出先でWi-Fiにつながってしまったときはオフにできるよう、Wi-Fiを「オン」「オフ」する方法を教えておきましょう。
▼iPhone
iPhoneの場合は、画面の右上から「コントロールセンター」を開き、Wi-Fiマークで「オン」「オフ」を切り替えられます。
▼Androidスマホ
Androidスマホの場合は、画面上部から下にスワイプして「クイック設定」を開き、Wi-Fiマークで「オン」「オフ」を切り替えます。
◆5. 知らない人からかかってきた電話には出ない
スマホに電話がかかってきて出たところ、不要なサービスのセールスを受けたり、特殊詐欺などの詐欺電話を受けてしまうことがあります。最近では、国際電話で「料金未納のサービスがある」などと語る詐欺も増えてきています。 シニアには、知らない人からかかってきた電話には出ないよう、あらためて注意しておくといいでしょう。本当に用事がある場合は、相手が再度かけ直してくるはずです。 アクティブに活動しているシニアの場合、企業からの電話など、知らない番号でも大事な電話がかかってくるケースもあるので、その場合は迷惑電話を自動識別するアプリを導入する手段もあります。例えば「電話帳ナビ」が提供するアプリは、迷惑電話がかかってきたときに警告してくれます。 また、iOS 18以降のiPhoneでは「ライブ留守番電話」が提供されています。ライブ留守番電話は、しばらく電話に出ないでいると、留守電に切り替わり、録音された音声をリアルタイムで文字起こししてくれます。「電話」アプリの「留守番電話」タブから確認できるので、電話を取らなくても「これはセールスだ」などと判断できます。