クリッパーズのカワイ・レナードがコンタクトありの5対5の練習に参加 今季初の遠征帯同も
右膝の負傷で欠場が続くロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードが、今季初めてコンタクトありの練習に参加したようだ。しかしタロン・ルーHC(ヘッドコーチ)は、復帰に向けたタイムテーブルはまだ決まっていないと語っている。 「彼は今日コンタクトありの5対5の練習をした。彼がそうした練習に参加できているのを見届けられるのはいいね。いい感じだったし。彼が試合に復帰するまで、すべての項目をチェックできるようこのプロセスを続けていく。彼は遠征に帯同するが、そこでプレイすることはないだろう」 レナードは明日からのダラス・マーベリックス戦とメンフィス・グリズリーズ戦の遠征に帯同するものの、試合には出場しないとルーHCが明言。チームはグリズリーズ戦後ホームに戻り、日本時間12月28日(現地27日)にゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦する。 クリッパーズは遠征中に練習日を設けるようで、レナードはそれに参加する可能性があるという。また、チームのメディカルスタッフとリハビリを行なう予定だ。レナードにとっては、9月末のトレーニングキャンプでハワイに行った以来、レギュラーシーズン開幕以降では今季初の遠征帯同となり、その間練習に加わるとなれば、着実に復帰へ向けて近づいていると言えるだろう。 「コンタクトあり5対5を終えて、腫れていないこと、状態が後退していないことを確認する。そしてリハビリの多くをチームとの移動中にこなす。そのために遠征するんだ」 ここ数週間、練習量を増やしてきたなかでようやく参加できた5対5に、ルーHCも「彼がよりエキサイトしているのが分かる」と明かした。 「ここまで来るのに彼は多くの努力をしてきた。だから今日、コンタクトありの5対5をこなせたことは、彼にとって大きな一歩となった。そして今やっていることをこれからも続けなければならない。メディカルスタッフは素晴らしいし、彼も努力を惜しまない。だから、あとはそれを積み重ねていくだけだ」
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