自民総裁選 党青年局・女性局の公開討論会(全文3)コロナ禍の学生支援は?
地域の絆を大事にできる施策も必要
岸田:児童虐待の問題等を考える際に、私は地域あるいは人と人のつながり、絆、こういったものの大切さを強く感じています。私の地元に初めて、こども食堂を始めたといわれている、地元でばっちゃん、ばっちゃんと言われている中本さんという高齢の女性がいます。30年にわたって子供たちの食事を作り続けてきた、こうした地域、人と人との絆の大切さ、あらためて感じさせてもらっています。 よって、こうした問題について、子育て家庭をはじめ、さまざまな困っておられる方々に対して支援を行う、この財政的な支援も含めてしっかり支援を行う、これは大事なことでありますが、併せて相談体制をはじめとして、こうした人と人とのつながり、地域の絆、これをしっかり大事にできる施策、これも併せて行うことが大事だと思っています。 吉川:続いて高市候補。お願いいたします。 高市:母子健康手帳交付時からもう全ての親御さんに対しまして、地域で気軽に相談できる拠点というものをまず充実したいと思います。これは社会福祉協議会などのお力もお借りしなければならないと考えておりますし、当然、児童相談所の体制拡充っていうのも重要でございます。 今回、私は総裁選挙で社会制度教育、これを始めようよということを訴えております。卒業式ですとか、成人式ですとか、修了式ですとか、いろんな社会学習の節目、節目で今使える制度ですね。生活保護であったり、それからまた子育て、介護に疲れ切ってしまわないように、そういったときに本当に困ったときに使える制度。これをもう皆さまに周知徹底するための取り組みをしたいと思っております。 ちなみに、成人式のときにそういった一覧表を記念品として渡している自治体もございますので、皆さまと共に取り組んでまいりたいと思います。 牧島:代表質問は以上で終了し、自由質問に移ります。全国の青年局、女性局、学生部の皆さんからたくさんの質問が寄せられています。お時間お守りいただき、時間の許す限り多くの質問を行ってまいりたいと思います。質問は青年局、学生部と女性局が交互に行います。まずは、学生部からの質問です。大阪府連学生部、【カマタショウキ 00:52:54】さん、お願いします。