「1つでも多く勝利を」 ラグビーリーグワン1部来月開幕
ラグビー国内最高峰のリーグワン1部に三重県内から唯一参戦している、鈴鹿市拠点の三重ホンダヒートの関係者が28日、来月開幕の2024―25シーズンの決意表明のため、県庁を訪問した。 1960年に本田技研工業株式会社鈴鹿製作所のラグビー同好会として発足。以来鈴鹿を拠点に活動し2009―10シーズンにはリーグワンの前身トップリーグで創部以来初めて戦った。26―27シーズンからは活動拠点を栃木に移すことが決まっている。 リーグワン1部を初めて戦った昨シーズンの成績は12チーム中11位で、2部上位チームと入れ替え戦の末、1部残留を決めた。PR藤井拓海主将(29)は「昨年ホストゲーム(本拠地での試合)で届けられなかった勝利を1つでも多く届けられるよう頑張る」と話した。 ホストゲーム初戦は12月21日でスポーツの杜鈴鹿でリコーブラックラムズ東京と対戦する。当日は地域貢献の一環として、家庭で使い切れなかった食材を寄付目的で集める「フードドライブポスト」を設置するという。