大阪府・吉村知事が定例会見4月28日(全文1)50歳以下重症者が第3波の2倍に
自宅療養者が1万人超に
また感染拡大力は1.3倍から1.7倍といわれています。保健所の調査をいろいろ聞いても、今までの既存株では感染しにくかったような状況、シチュエーションでも感染しているというのを聞いていますから、感染拡大力が強いということに、そこに加わっている。今までの株とは違うものなんだという認識が本当に必要だというふうに思っています。ただ、対策は基本的には人と人との接触、人と人とによってウイルスが、それ以外の方法で増えることはできません。空気感染でどんどん増えていくというようなウイルスでもないと。ですので、やはりここは人と人との接触、あるいは密な機会、普段会わない人と会うとか、そういったことをぜひこの間は控えていただきたいと思います。次、お願いします。 対応方針についてです。病床等については日々報告しているとおりですけども、自宅療養についてです。自宅療養の方が非常に増えていると、1万人を超えています。その中で、これまで、またオンライン診療。1個戻してください。オンライン診療の拡充についてです。これまでもやっていましたけども、オンライン診療、自宅療養者の方がこのオンライン診療を利用して、そして薬局から薬を受け取るという仕組みがありましたが、これを強化していきます。府の医師会と53の地区医師会のバックアップを得まして、大きくここを拡充していきます。
オンライン診療を拡充
これまで、拡充の中身ですけども、まず280機関ありましたものを450機関に拡充をします。そして薬局は1700機関が協力をしてくれます。併せてリストを配布していきます。それぞれの保健所からリスト、その保健所ごとに、保健所の管内ごとのオンライン診療ができるお医者さんはここですという資料を自宅療養者の方にお渡しをしていきます。ですからそこからお近くの病院のところに、選んでいただいてオンラインの診療をして、お医者さんのそういった診療を受けてもらうと。 併せて、この下にも関わってくるんですけども、自宅療養者の方にお医者さんの判断、これは明確な基準を作ったわけで、専門家の下に作ったわけですけども、これまでは解熱剤等が中心でしたけれども、加えてステロイド、デキサメタゾンという治療、病院の治療で使われている薬ですけども、デキサメタゾンについても一定の方については投与していくという形になります。これは自宅療養、宿泊療養、双方でやっていきます。ですので、まず自宅療養についてはオンライン診療でやったり、あるいはかかりつけ医さんに相談をいただくということになります。オンライン診療のお医者さんやかかりつけ医のお医者さんから解熱剤であったり、あるいはその患者さんの容体によってはデキサメタゾンであったりという薬を処方をしていただくことになります。 この新しい新規ですけども、自宅療養だけなくて宿泊療養についても同じようにやります。つまり宿泊療養、自宅療養においてステロイド薬の使用について、厚労省のCOVID-19の診療の手引きの重症度分類の中等症2の表1においては予後改善のためにステロイド薬の投与が推奨されてまして、その基準というのを、りんくうの治療の専門家、第一人者であります倭先生の監修もいただきまして、呼吸器学会等との協議も経まして、こういった条件になっている方にはこのデキサメタゾンを投与していきましょうと、錠剤ですけれども。そういった基準を作りました。 この間やっぱりその基準がないとオンラインのお医者さんも、それから宿泊療養で今24時間、1つの拠点で2人のお医者さんが専属で張り付いてくれていますけども、そのお医者さんにとっても、なかなか基準がないと投薬が難しいということです。極めて軽い人にステロイド剤を投与するのは良くないというふうに私も聞いていますので、一定の症状になった、状態になった方について、この基準を作りましたから、府の医師会、ホテルの【往診医 00:21:14】さん、民間の医療派遣事業者に、この周知を本日行います。その基準について、本日通知を行って、本日からこれを開始いたします。次お願いします。