【愛知県 2024年版】秋の絶景・風物詩10選。桜と紅葉の美しき“協奏曲”「川見四季桜の里」
◆鳳来寺山・鳳来寺
「鳳来寺山」は、修験道として栄えた標高695メートルの霊山。1300年前に利修仙人が開山したといわれ、山の中腹には徳川家康ゆかりの地として知られる古刹「鳳来寺」が鎮座しています。 鏡岩(屏風岩)が剥き出しになった岩肌が迫力のある山で、山全体が国指定名勝・天然記念物に指定されるほどの自然の宝庫。紅葉の名所としても名高く、岩肌を多彩な自然が彩る光景は神秘的です。 また、鳳来寺山は「声の仏法僧」とも呼ばれる、愛知県の県鳥「コノハズク」の生息地としても知られています。「鳳来寺山自然科学博物館」のコノハズクコーナーでは「コノハズク」の鳴き声を聞いたり、映像を見ることができますので、興味のある方はこちらもぜひ! 見ごろの時期:11月上旬~下旬 鳳来寺山・鳳来寺(ほうらいじさん・ほうらいじ) 所在地 愛知県新城市門谷字鳳来寺1
◆犬山城と紅葉
「犬山城」は、織田信長の叔父・信康が築城したもので、戦国合戦の舞台となった城。国宝指定五城のひとつで、天守は現存するものの中で日本最古といわれています。 犬山城は紅葉の名所でもあり、中でも天守前の広場のモミジや、登閣道の石畳の階段を覆う紅葉のアーチは必見。木曽川の船上から犬山城を眺められる、紅葉船もおすすめです。 城下町には串料理などグルメ店が立ち並び、なかにはレンタル着物店も。情緒あふれる風景を着物で回れば、より歴史ロマンに浸れそう。 見ごろの時期:11月下旬~12月上旬 犬山城と紅葉(いぬやまじょうとこうよう) 所在地 愛知県犬山市犬山北古券65-2
◆大和の大いちょう
「大和の大いちょう」は、豊川市豊津町の「大和ちびっこ広場」にそびえる、高さ約25メートル、樹冠幅約30メートルのイチョウの巨木。毎年12月初旬になると鮮やかな黄色に色づき、遠くから見たその姿はまるで、黄金の打ち出の小槌のよう。 一本の木とは思えないような大迫力の紅葉が見られ、見ごろの時期には多くの人が鑑賞に訪れます。年々知名度が上がり、土日は道が渋滞することもあるので、平日に見に行くのがおすすめ。 紅葉の時期にはイベントが開催されるほか、近くには「日本三大稲荷」のひとつで、商売繁盛のご利益で知られる「豊川稲荷」があるので、合わせて訪れてみてはいかが。 見ごろの時期:11月下旬~12月上旬 大和の大いちょう(やまとのおおいちょう) 所在地 愛知県豊川市豊津町割田53-1