大阪府・吉村知事が定例会見8月4日(全文2)選択の幅をこのワクチンで広げたい
現時点で大阪独自の対策は考えていない
今の段階で、やはりいろんな人流抑制をすると、つまり第4波、僕自身がやったことですけれども、商業施設、遊興施設、いろんなものを閉めてくださいというような状況、これはそこで生活する人、暮らす人等も含めて、極めて大きな副作用が、犠牲も伴うと。これは僕はそれを承知で、まだクラスター発生してないじゃないかとかいろんな意見もありましたけど、だけれども、それよりもこれは必要だということで、全面的に矢面に立ってしっかりそこは入れてくださいというので対処方針を入れてやったという経緯もあります。 ただこれは申し上げたとおり、非常に大きな犠牲も伴いますから。今、東京、首都圏でもやってるようなことでもないという中で、僕自身が独自に大阪でやるということは現時点では考えてないです。 司会:次の方、お願いします。NHKさん。
アストラゼネカのワクチンはどう運用するのか
NHK:NHKの【ニシムラ 00:30:19】です。アストラゼネカのワクチンについて、緊急事態宣言の対象地域に重点的に配分するという話が出ていますが、大阪府としてはどのように運用していくかということ、国とのやりとりっていうのもすでに始まってるんでしょうか。 吉村:ええ。国とのやりとりはすでに始まってます。僕も直接河野大臣ともやりとりはちょっと前にもしてます。大阪府として、このアストラゼネカのワクチンについては手を挙げるという考え方です。確か35万回、まずは第1弾としては35万回分が大阪府への割り当てということになってます。 これについて今後ですけれども、国から、あしたの木曜日の夕方までに希望の数量等について、特に市町村でもやるということであれば、場所も含めて回答してもらいたいと。で、あしたの木曜日までに回答があれば16日の週にもうワクチンは届けますと。やっぱりこれ、準備がありますから、そこで回答いただけない場合は16日の15時までに回答すれば、今度は23日の週にワクチンを配布するということになってますので。ですので大阪府としても、これはもう府として手を挙げました。ですので、今度はこれ、やるとしたら市町村がやっぱりやるということになります。 ですので市町村に意向確認を、きのうからまず通知をして、情報の提供をしました。そして今日の夕方までに回答を求めています。非常にタイトです、これは。どうしても国の通知がタイトだから、そこは仕方ないわけですけど。それを今、市町村に、きのう、こういうことになりそうだというのだけ伝えて、今日の朝に国からアストラゼネカの説明会があって、それを受けて、市町村でもできるということになったので市町村に、なんて言うのか、意向調査ということを今日の夕方までにやるということにしています。その中で、市町村の中で、接種会場も含めて希望数量も今、調査しています。接種会場も含めて回答できるところがどのぐらいあるのか、そして接種会場は判断できないけれども、この回数の希望だけでもまずやってもらうと。それを、今やっています。 どうしても接種会場まで準備できないところに、準備というか、なかなかできないところも多いと思いますけれども、そういったところについては16日までに、次の第2回の意向調査がありますから、そのときまでに準備していただければ、ワクチンの配布は1週間遅れますけれども、それはやっていきたいと思っています。