大阪府・吉村知事が定例会見4月13日(全文4完)できるだけ早期治療を行うことが重要
看護をするのは現場の福祉職員という考えか
朝日放送テレビ:となると、看護をするのは現場の福祉職員というお考えでしょうか。 吉村:看護も、一定程度、訪問看護という仕組みもあるかと思いますし、現場の職員さんも行って、そうなったときには対応できる能力というのも必要だというふうには思います。全て任せるっていうわけじゃなくて、やり方が分からないのにするっていうのはやっぱり大変ですから、そういった意味で、先ほど申し上げたようないろんな研修制度とか、支援制度というのもやりながら。あるいは訪問看護ということも、いろいろチームも組んでいますので、そういった支援もしながらにはなりますけれども、これは高齢者施設も。施設職員の方もそうですけれども、そういった対応を一定、できるようにすることもやはり必要ではないかというふうに思っています。 司会:あと質問を予定されている方は手を挙げていただけますでしょうか。1社ですね。そちら。
その場その場で最適な医療支援が受けられるようにすること
共同通信:共同通信の【マルタ 01:12:25】と申します。コロナの関係なんですけども、今、第7波が来るとすれば、有力とされているBA.2があって、その対策として先だっての、例えば障害者施設での3日に1回の検査ですとか、あと、今日発表されたネットワーク体制の構築だとか、配食サービスの改善とかっていうお話、いろいろ打ち出されていて。あと。 【(音飛び) 01:12:48】 吉村:への、集中的な医療支援、これ、その場その場で最適な医療支援、初期治療が受けれるようにする、これだと思っています。初期治療が早い段階で受けられれば、重症化はかなり高い率で防げますので、いかに早く初期治療を受けられる体制を整えるのか、これが重要だと思っています。 これだけ感染が広がっていますから、広がった中でも、やっぱりリスクの高い方っていうのがもう見えてきています。やはり、リスクが高い、お亡くなりになる、重症化するというリスクという点でいくと、やはり高齢者の方はやっぱりリスクが高いです。超高齢の方とか、あるいは施設に入所されている方、あるいはなんかの理由で自分がもう病気になってて、病院に入院されている高齢者の方はリスクが高い。そうじゃない方は、そこまでリスクが高くないというのは、もう分析上、明らかです。 ですので、そういった方にできるだけ初期治療を受けていただく、あるいはワクチンを受けていただく。ワクチンは、もう高齢者については80%、3回目進んでいますから、あとは初期治療をできるだけ早く受けていただけるようにするということが最も重要だと思っています。 特に今回は、やっぱり福祉とのつながりだと思っています。今までは若い方も重症化して、コロナ肺炎になったわけですけれども、ただ、そこまで感染率も強くなかった。逆に今、感染力が圧倒的に強くて、無症状の人もたくさんいる。どんどん広がるというような状況になって。 ただ、じゃあみんなが重症化すると重症化するわけではないと。先ほど申し上げたような、高齢者の方、持病をお持ちの方、抵抗力がもともと弱っている方がやっぱり、非常にリスクが高いというのが明らかになりましたから、だから、ただ、そういった方は施設にいらっしゃったり、すでにほかの病院で入院されていたりすると。そういった方に、できるだけ早く治療を届けるということが、その方を守るということにもなりますし、医療の逼迫を防ぐということにもなるというふうに思っています。だから、そこの努力を徹底してやっていきたいと思います。