タレント・熊田曜子。選んだシングルマザーという道。3人の娘に伝えたことや大好きなグラビアという仕事に向き合って
ポールダンスをしている間は、子育てや仕事のことを忘れて“無”になれる
――ポールダンスをされていますが、何かきっかけはあったんですか? 熊田 ポールダンスを始めて、もうすぐ3年になります。個人のYouTubeチャンネルを持っているのですが、その企画の中で、世界一のポールダンスダンサー・小源寺涼太先生に習うことができたんです。それがすごく楽しくて、「このまま、スタジオに通います」と言って入会しました。 ポールの上で、くるくる回ったりするのが、子どもたちが公園で遊ぶような感覚に似ているんです。小さいころに、「ブランコに乗っていて、何が楽しいの?」と聞かれて、答えるのが難しいじゃないですか。でも、勝手に笑顔になるし、風を感じられるし、ブランコに乗らないと見られない景色があると思うんです。それがポールの上でもあるんですよね。 難しい技もあるんですが、それができたときの達成感は格別です。それから、ポールダンスをやっているときはすごく集中していて、子育てのことも仕事のことも、何も考えられないんですよ。レッスンが1コマ75分なんですけど、終わったころにすごいリフレッシュできています。それで、そのあとの子育てとかお迎えも、「よし、頑張ろう!」と思えるんです。 あとは、“魅せる”というところでも、グラビアの仕事にいかせているかなと思っています。ポールダンスの中で、グラビアのポーズを取り入れてショーに出させてもらったり、DVDの作品の中でポールダンスを踊ったりと、相乗効果があるんじゃないかなと。 ポールダンスは全身運動なので、これを続けていったら、グラビアもずっと続けていけるんじゃないかなと思いますね。 子どもたちと公園に遊びに行っても、鉄棒があると触りたくなっちゃいます。勝手に逆上がりをしたりポールダンスの技をすると、みんな子どもたちが集まってきちゃって(笑)こんなママですけど、子どもたちは私のグラビアやポールダンスをよく見てくれていて、認めてくれているみたいです。 お話・写真提供/熊田曜子さん 取材・文/内田あり(都恋堂)、たまひよONLINE編集部 シングルマザーという道を選んだ熊田さんは、母としての顔と、外で働く父親としての顔両方を持ちます。それが、産後に再び復活したグラビアの仕事。また、今夢中になっているポールダンスは、グラビアのための体型維持にもいかされていて、これから先もこの仕事をやっていけるという自信にもつながっているようです。
熊田曜子(くまだようこ)さん
PROFILE 1982年、岐阜県出身。抜群のプロポーションを活かしグラビアアイドルとして活躍。2012年4月に一般男性と結婚し、同年12月に第1子、2015年10月に第2子、2018年6月に第3子の出産を発表。2023年4月に離婚。2024年5月には、40作品目となる写真集『Spinning』(扶桑社)を発売。 ●この記事は個人の体験を取材し、編集したものです。 ●記事の内容は2024年11月の情報で、現在と異なる場合があります。
たまひよ ONLINE編集部