オジサン、年末くらい靴磨きを! 1年一緒にがんばった靴をキレイに磨いてみては?
クロケット&ジョーンズの「モールトン」
4番めは、夏の最後に履きたいサンダル、秋雨に備えるスエード靴の回に続いての登場となる@sg_mgkさんの投稿から。クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)の「モールトン(MALTON)」です。
ストレートチップのつま先にパーフォーレーション、チップの縫いしろ部にはブローギングが施されたセミブローグシューズ「モールトン」。 アッパーはきめ細かいカーフで、シングルソール。ノーズが少し長めでシャープなフォルムに仕上げたラスト(木型)360を採用しています。 @sg_mgkさんは、愛知県江南市に本店を置く靴磨屋T.A.N.S.の豊田支店にて本田さんに磨いていただいたそう。自身で磨くのも良いですが、やっぱりプロに磨いていただくのは魅力的。 いろいろな話をできて楽しい時間を過ごせますし、技術について学べたりもするため、決して高くない投資になるのではないでしょうか。
レイマーのストレートチップ「RM115S」
最後は、14回目の登場となる @shoes451さんの投稿から。レイマー(RAYMAR)のストレートチップ「RM115S」です。
静岡県焼津市において20年以上に渡り、アパレルブランドの靴をOEM生産してきたサンレイ社が手掛けるオリジナルブランド、レイマー。 @shoes451さんのレイマーは、イタリアのタンナー、ゾンタ(ZONTA)社製のミュージアム(MUSEUM)を使用したフルブローグ「レントン」に続いて2足目の紹介となりますが、こちらのストレートチップはアノネイ(Annonay)社製のボックスカーフ"ボカルー(Vocalou)"をハンドソーンウェルテッドで仕上げているとなると、ロングセラーの「RM115S」でしょうか? @shoes451さんの磨きによって、もっちりしてハリのある"ボカルー"の光沢感が増して、イイ艶が出ていますね。 2025年以降もしっかり磨いて、さらに輝かせ続けてあげてください。 やっぱりキレイな靴を履いていると気分がイイ。もちろん紳士たるもの、つねに心掛けるべきではありますが、新しい年を迎える際には昨年までの御礼をこめて、より一層美しく磨いてあげるのが良いと思います。靴は道具であり、相棒でもありますから。 それでは次回の「あなたの靴、見せてください」もお楽しみに!!