「好きなだけ食べて、お酒も飲むのに5キロ減少」 有名女医が実践する、続けられる「キャベツ健康法」
千切りにして漬けるだけ
作り方も簡単です。まず、キャベツの千切りを大量に作ります(約500グラム、キャベツ2分の1玉)。これを煮沸消毒したガラス瓶に詰めて、唐辛子を1本入れる。そこに酢をキャベツが漬かるくらいたっぷり。酢は穀物酢か純米酢がいいでしょう。これで完成です。半日~1日でしんなりしてきたら、食べられます。 私は毎回、50~100グラムほどを小皿に取り出しておかずと一緒に頂くのですが、キャベツはしんなりしているので、相当の量を食べられます。 最初は体に良いのかどうかは自覚できません。キャベツも酢も日常の食べ物ですから、薬とは違って効果を自覚できるまでは数日かかります。 酢キャベツの良いところは「味変」が簡単なことです。最初は唐辛子を入れるぐらいだったのですが、次に台所にあるものを足してみました。ローリエ(月桂樹の葉)を加えるなど少しずつ変化させてみたのです。酢を甘酢やマリネ酢に代えるのもいい。また、他の野菜とも相性が良く、酢キャベツの酸味を使ってトマトやオクラも一緒に頂くことができます。
乳酸発酵キャベツ
他には、コーンやニンジン、マヨネーズ、砂糖、こしょうを加えると有名なキャベツのサラダ「コールスロー」に変身します。これなどもキャベツをたくさん食べられるので是非試してください。 酢が苦手とか、毎日酢キャベツは飽きるという人もいるかもしれません。そういう人には、乳酸発酵キャベツをお勧めしています。これはキャベツを塩に漬けて常在菌を利用して発酵させるというやり方です。キャベツには畑の乳酸菌がくっついているのでそれを利用するのです。 用意するものはキャベツ、塩、それにきび砂糖、唐辛子、水。まず、ボウルに塩、きび砂糖、唐辛子、水を入れて調味液を作ります。次にキャベツをザク切りにして煮沸消毒したガラス瓶に。そこに調味液を流し込みます。これでおしまいですが、ポイントは常温で3~4日置いておくことです。瓶の中の水分が白く濁って泡が出てきたら完成です。 気を付けないといけないのは、酢キャベツと違って腐敗してしまう恐れがあること。だから、定期的に匂いを嗅いで、腐敗したような匂いがしないかチェックしてください。