大阪府・吉村知事が定例会見6月17日(全文2)スピード感持って進められている
6月中に方針確定させる
検査の資源、増やしていってますけど、限りある資源をどこに集中投下するか、広く満遍なくいくのか、そっち側に集中投下するのか。こっち側に集中投下するっていうことは、こちらが手薄になるわけですから、これはちゃんと府民にも言わなきゃいけない話になると思います。だからそこは、そういう意味での戦略だと思ってます。 じゃあこちらのほうに集中投下していくのであれば、それぞれの病院で何か迅速に検査できる体制というのを整えられないかというのは、今、実務方と協議をしてる最中です。ですので、だから500ある全ての病院1個1個にPCR検査が、全部その病院ごとにできるというのはなかなか難しいかもしれませんが、それに、目標として医療機関の院内感染を防ぐということであれば非常に検査というのは重要な手段になってくるので、何かそれ以外の方法でできないかだとか、いろいろ今考えているところです。6月中にはその方針は確定させていきます。 そもそもコロナ弱者といわれるような方を守るような、そこに集中して守るようなスタイルでいくのか、そうじゃなくて、いわゆる未成年とか就学、学校に通ってる子供たちも同じようにするという話でいくのか、ちょっとそこは大きな方向性にもなってくると思うので、その方向性が定まれば、じゃあ手段として、戦術になるんですけど、そのあとは。大阪府の戦略をまとめたら、その対応策として具体にさっきおっしゃったようなことをどこまでできるかというのを追究していく。今はまだ大阪の大きな戦略というのが、第2波に備えた戦略というのは策定中なので、それを今月中には確定させていきたいと思います。今週中か来週の頭ぐらいにはもう一度、専門家会議を開いて、その方向性を議論していきたいと思います。最後は府の本部会議で決定をしていきます。
研修内容・方法のイメージは
産経新聞:もう1点なんですけれども、専門家による病院スタッフへの研修についても先日言及があったかと思うんですけれども、研修の内容とか方法については何かイメージというのはあるんでしょうか。 吉村:これについてはもう大きな病院、それから専門家もいらっしゃいますので、院内感染の事例も踏まえて、なみはやの事例なんかも共有をしながら、そういった専門家の現場の先生、それから疫学の先生いらっしゃいますから、そういった皆さんに研修をしていただいて、それぞれの病院の関係者にその研修を受けていただいて、そしてその病院ごとの院内感染防止のスキルを高めていくということは実施をしていきたいというふうに思っています。それも、ですので戦略の中に組み込んでくるということになろうかと思います。 産経新聞:ありがとうございます。 司会:次のご質問をお願いします。