大阪府・吉村知事が定例会見7月14日(全文5完)サークル活動や飲み会で広がりやすい
大阪府の吉村洋文知事は14日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「コロナ重症用で580床を確保した」大阪府・吉村知事(2021年7月14日)」に対応しております。 【動画】「コロナ重症用で580床を確保した」大阪府・吉村知事(2021年7月14日) ◇ ◇
580床に増えたことで引き上げられる可能性は
日本経済新聞:すいません、日経新聞の古田です。病床に関連してなんですけれども、現時点で一般医療を制限しなくても運用ができるのが250床だったと思うんですけど、これが今回580床に増えたことで引き上げられる可能性っていうのはあるのでしょうか。 吉村:そうですね、それはあると思います。ただちょっとここは医療部とよく、それから医療機関と相談しながら進めていくことだろうとは思っています。250の「大阪モデル」の基準っていうのは変わる可能性はあるというふうに思っています。 日本経済新聞:それが上がる理由としてはICUは大阪府で500から600ぐらいあると思うんですけど、そうではなくて病院の能力とかそういうものが上がっていったからということでしょうか。 吉村:そういうことになると思いますね。 司会:そしたら大阪日日さん。
若い世代へのメッセージは
大阪日日新聞:すいません、大阪日日新聞の山本です。病床確保計画についてお聞きしたいんですけれども、今後、見直しや修正の可能性もあるというふうなことだったんですが、今の病床確保計画は6月9日の協議会で最初に示されたかと思うんですけれども、その際にフェーズ移行する際の各段階の基準が、病床数の60%以上ですとか70%以上に達したら上のフェーズに引き上げていくっていうふうな移行の基準っていうのが示されていたかと思うんですけれども、その中でフェーズ4の非常事態から緊急非常事態に移行する際の基準っていうのは横棒で特に何も記載がなかったかと思うんですが、こちらについて500床の緊急非常事態に移行する際というのは特に基準を設けるということではなくて、何かそのときの状況を総合的に見て引き上げるというふうなお考えなのか、その辺りを伺えますでしょうか。 吉村:病床数のこの基礎基準のところだけを変えるのか、あるいは上がり方のところを変えるのかということについては、まだ決まってないので、そこについてはもう少しもんでから、判断できるときになったら皆さんに公表させてもらいたいと思います。 今の段階、今の基準においては、非常事態のフェーズ4の350床というところで、もうストップになってて、500床の目標数値のところは矢印で、何人になったらここに移行するっていうのはないわけですけれども、そこをどうするかということについては、よくここは医療界の皆さんの意見も聞きながら、このフェーズ、病床確保計画ということについては、病床数もやはり大きく変わっているところは事実ですから、そこはまたあらためて医療界の皆さんの意見も聞いた上で、再編していきたいと思います。 大阪日日新聞:もう1点、すいません。若い20代、30代の世代の感染者が目立っているというふうなことなんですけれども、府のほうでも大学等に向けた啓発チラシ等々、作成して、啓発に努めているとは思うんですが、この世代に向けて、あらためて行動変容の部分ですとか、感染防止に向けたメッセージというのがあれば教えてもらえますでしょうか。 吉村:明らかにやはり20代、30代で増えています。で、これが増えてくると感染の波に乗って、いろんな会社であったり、家庭内であったり、あるいは高齢者施設、医療機関で増えてくるということになります。ですので、やはり最初の波が起きやすい20代、30代で今、確実に増えているということをぜひ20代、30代の皆さんに知っていただきたいと思います。