大阪府・吉村知事が定例会見7月14日(全文2)今後は病床逼迫度も含めて判断したい
大阪府の吉村洋文知事は14日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「コロナ重症用で580床を確保した」大阪府・吉村知事(2021年7月14日)」に対応しております。 【動画】「コロナ重症用で580床を確保した」大阪府・吉村知事(2021年7月14日) ◇ ◇
200床を超える病院はほぼ8、9割が対応
吉村:それから先ほど申し上げた医療機関数ですけども、大阪全体では514の医療機関があって、200床未満は408病院なので、合計、やっぱり先ほど僕が申し上げたとおり約8割、8割が200床未満という形にはなります。ちなみに200床未満の病院のうち約20%がコロナの治療をしてくれているという状況です。200床を超える病院についてはほぼ8割、9割対応してくれているという状況でもあります。やはり病床数が、大きな病院になればなるほど対応していただいているということになりますが、ただ、病床数が200床未満のところでも対応していただいているところはあります。コロナ治療においては多くの病院に参画をやはりお願いしなければならないと思っていますので、これからも病床確保に努めていきたいと思っています。 補助金についてです。宿泊事業者の皆さんへの補助金についてです。これまでホテル、旅館、簡易宿等でさまざまな感染対策を取ってもらっています。サーモグラフィーであったり、消毒液であったり、ワーケーションスペースの設置であったり、非接触のチェックインシステムであったり、いろんなパーティションであったり、いろんな感染対策のための物品の購入であったり、感染対策のための前向きな投資ということ、それに必要な経費を支出いただいています。
昨年5月14日から今年の12月31日までを対象に
これに対する補助をやってまいります。令和2年5月14日、つまり昨年にさかのぼって、昨年の5月14日から今年の12月31日までを対象期間といたします。 要件ですけれども、旅館業法上の営業許可を受けているということが1つと、もう1つは大阪府の感染防止の宣言ステッカーを掲示していただいて、そして感染対策を取ってくれているということ、これが2つの要件で、補助の対象物品は当然、購入した、過去分については購入した、未来分についてはこれからこういった投資をしますという計画を立てて申請をいただくことになります。申請の受け付けですけれども、あさって7月16日の金曜日から受け付けを開始します。8月13日まで申請を受け付けいたします。原則はオンラインで申請を受け付けます。そして申請期間終了後、約2週間で交付の決定の判断をしていきたいというふうに思っています。不備のないものについては交付の決定の判断をしていきたいと思っています。 対象ですけれども、施設、客室数ごとに補助上限額というのがそれぞれ決まっています。9室以下であれば50万円、50室以上であれば500万円、その他段階に100万円とか300万円とありますが、客室数に応じて補助上限額を設定させてもらっています。補助上限額ですけども、補助対象経費の2分の1以内ということが補助上限額になります。問い合わせについてですが、これはもうすでに設置しています。コールセンターを設置していますので、こちらのコールセンターに宿泊事業者の皆さんで、感染対策を取っている、これまで経費を支出した、あるいはこれから経費を支出するという皆さんについてはこちらにご連絡を、分からないことがあればご連絡をいただけたらと思います。また、申請は金曜日から開始いたしますので、よろしくお願いします。 府営公園についてです。府営公園を活性化させていくという意味でPMOを導入いたします。そしてP-PFIというものを導入いたします。PMOってなんなのと、分かりやすく言えば、これは僕も大阪市長時代からずっとやってきましたけれども、例えば大阪城公園なんかがPMOです。それから最近では鶴見緑地公園、それから長居公園なんかでも、大阪市の大規模公園としてこのPMOが始まりました。 要は長い期間、今回も20年ですが、長い期間、指定期間というのを指定して、その長い期間指定することによって、その期間、民間の事業者の皆さんに、この公園の管理を、維持管理をしていただくだけではなくて、例えばそこでハード事業であったり、あるいはイベントであったり、ソフト事業等、一括して運営を委託いたします。