再炎上!なぜ秀岳館は問題をすり替えようとするのか…暴力行為コーチが書類送検&流出した“暴言”音声テープを監督が認める
衆人環視の状況で暴行をふるったコーチは言うまでもなく言語道断だが、書類送検を受けて依願退職ではなく、懲戒解雇などの懲罰を科して幕引きとする形も考えられる。書類送検という局面を迎えても事態に正面から向き合おうとしない、サッカー部の指導者や学校側の不誠実な姿勢こそが、一連の騒動の根本にあると言っていい。 また熊本日日新聞は、スポーツ推薦で入学予定だった中学3年生が寮内で上級生に殴られ、今月4日の入学式を待たずして退寮。保護者が暴行容疑で八代署へ被害届を出したという新たなニュースを報じた。他にも3月から練習に参加した数人の新1年生が退学したと報じられるなど、全国高校選手権への出場歴を持つ強豪校が大きく揺れ動いている。 (文責・藤江直人/スポーツライター)