コロナ分科会の尾身会長が会見(全文2)やらないよりは間違いなく減る
テレワークのさらなる強化を
じゃあ人流の5割の削減をどうやって実現するかということですけども、これは先ほど言ったように、やはり感染のリスクが高い混雑した場所、大勢が集まる場所、密閉、こういう場所はあるわけですよね。それがたとえ、しかも最近になってクラスターが起きたということがはっきり分かってるような場所を中心に、例えば百貨店のデパ地下やショッピングモールなど売り場への人出、これを強力に抑制をしていただきたいということです。はっきり分かってる場所。感染が、もうクラスターが起きて、しかも混雑する場所ですよね。リスクが高い。こういう場所を、なるべく人出、人流ですよね。人出、人の接触を控えていただきたい。これ徹底してやってもらいたいという形。抑制です。 それから、これと関係すると思いますけど、テレワークのさらなる強化。特に、みんなそうですけど、今テレワークがなかなか難しいということで、特に、みんなそうですけど基礎疾患のある方や妊婦の接触機会の削減というのは必須だと思います。ともかく外出はなるべくやめてほしいわけですけども、ここは、外出する場合には、ここで、なるべくしない。する場合でも、ここには書いてありませんけど、1日に5割減。ここは書いてない、古いやつが来ましたかね、ここは。さっきの。あとでここに書いといてくださいね。
人流が一定程度下がると新規感染者は必ず減る
外出はなるべくしないというところで、じゃあどういうことかというと、ここへ今書けますか。書けない? 書けないね。皆さん、実はここが今ちょっと、どういうふうに、5割と関係すると、人出を、ここに、外出する頻度を、できれば皆さん5割に減らしてくださいということです。散歩をしたりショッピングをしたり、あ、ごめんなさいね、散歩じゃなくてお買い物に行く頻度。それからどこかに出掛ける頻度というのを。一般的な、この人流5割っていったって、これは統計的に分かることで、一般市民にはなんのことだか分かりませんよね、データを見ないと。 だから目安としては外出の機会、お買い物に行くとかそういう機会を、混雑した場所に行く機会を、いいですか、混雑したような場所に行く機会をなるべく5割。いろんな5割と、1日4回行くんなら2回にする、週4回行くんなら2回にしてくれというようなことを意識してやっていただきたいということです。当然、外出する場合は高い場面を徹底的に、これはもう言ったとおり。あとは県境を越える移動はということで。こういうことでともかく混雑した場所への外出はなるべく、ここですね。半減ですね、ここ。ここが非常にキーワードだと思います。混雑した場所っていうのはいろいろありますよね。皆さん個人で、おそらく日々の生活で場所はいろいろ違うと思います。ここがキーワードで、具体的にはこういうようなことがあると思います。 それ以外の密集しない以下で、社会を全部止めるというわけには、もう今の状況ではなかなか難しいので、感染のリスク、密集しないようなところであれば、例えば映画館を静かに行く、公園を行く、図書館、あんまり観客が声を出さないコンサートや、声を出さない、こういうようなところは感染症対策を気を付けてやっていただければいいんじゃないかと。だけどこっちのほうには徹底的に、やっぱり人混み、接触の機会が多いところは分かるわけですから、さっき言った5つの場面。こういうところをなんとかして5割削減すると、このウイルスは非常に強力ですけども、接触の機会が減れば必ずいい結果が出ますから。このことが日本の、先ほど言った国のリーダーシップ、医療の強化というようなことを前提にして、皆さんが今の危機感を共有していただければ、人流が一定程度下がると必ず接触の機会が減って、新規の感染者は必ず減りますから。どれだけ減るかというのはまたありますけど、やらないよりは間違いなく減りますから。