大阪市・松井市長が定例会見3月17日(全文1)知事・市長が対等なのは当たり前
大阪市の松井一郎市長は17日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市・松井市長「市の感染者数は下げ止まり。時短要請の緩和は難しい」(2021年3月17日)」に対応しております。 【動画】大阪市・松井市長「市の感染者数は下げ止まり。時短要請の緩和は難しい」(2021年3月17日) ◇ ◇
大阪中之島美術館、令和4年2月2日開館へ
司会:それでは市長定例記者会見を開始します。 松井:私のほうから大阪中之島美術館の開館日についてです。このたび、大阪中之島美術館を令和4年2月2日に開館することを決定いたしました。人々が集い、流れ、出会うプラットフォーム、アートを介して人々と結ぶつなぎ手となれる施設を目指してまいります。開館後は多くの方からご寄贈いただいた作品を含めた約6000点のコレクションを中心に、大阪と世界の近代美術を紹介していきます。運営のために設立をされました特別目的会社、株式会社大阪中之島ミュージアムがお客さまの目線を重視した快適なサービスや心に残る体験を提供いたします。ウィズコロナ、ポストコロナ社会においても安心して来館いただけるように、非接触、非対面で入場できるような仕組みを取り入れます。 開館を記念して、令和4年3月21日までは市民の皆さんと大阪の新たな文化拠点の誕生を祝う「超コレクション展-99のものがたり-」を、令和4年4月9日から7月18日までは開館記念特別展として大阪中之島美術館の顔の1つでもある「裸婦」を含むモディリアーニ展を開催いたします。この4月で開館まで約300日となり、建物の完成も近づいています。開館に向けて着実に準備を進め、皆さんにお披露目をしますので、ご期待をいただきたいと思います。僕からは以上です。
コンセッション方式導入の効果、意義は
司会:それでは質問をお受けいたします。必ずマイクを通しまして、社名と氏名をお名乗りの上ご質問をお願いいたします。質問は市政関連のみでお願いいたします。では幹事社の読売新聞さん、お願いいたします。 読売新聞:幹事社、読売新聞の浅野です。今回の大阪中之島美術館は、美術館としては全国で初めてコンセッション方式が導入されるということですが、そのように運営することによる効果や意義について教えてください。 松井:これはもう民間事業者の能力やノウハウを活用した質の高い事業運営や効率的な維持管理はもちろんですけれども、サービス水準の向上、これを期待しています。また、官民を含めた周辺施設と積極的に連携をして、中之島のまちづくりや、文化、芸術のエリアとしてのプロモーションを先導する役割を果たしていただきたいと考えています。 読売新聞:今のご回答ともちょっと関連しますが、この美術館の開館によって今後これを機に中之島4丁目のまちづくりをどのように進めていきたいとお考えでしょうか。 松井:中之島4丁目については、このエリアについては府市連携の下で策定をいたしました大阪都市魅力創造戦略の中で重点エリアとして位置付けて、国立国際美術館をはじめとする、エリア内にある文化発信拠点や、さまざまな拠点の連携をすることにより中之島の魅力をいっそう高めていきたいと、こう考えます。また、大阪のシンボルの1つとして、文化、芸術、学術、国際交流の中心的な役割を担うエリアとしたいと、こう考えています。 読売新聞:もう1問ですが、去年2月の記者会見で市長は、未活用となっている府の現代美術作品を大阪中之島美術館で使ってもらえるように館長に伝えたいというふうにおっしゃっていたかと思いますが、その後、何か進捗があれば教えてください。 松井:館長には府の美術品も活用していただきたいということは伝えておりますけれども、今、でもまだ建築中で、開館はこのあと300日後ですから、今は開館に向けて館長がさまざまなご努力をいただいているところです。これ、開館をすると、この府市のコレクションを活用いただいた展覧会を開催してもらうなど、積極的に、せっかくの財産ですから利用していただきたいと思っています。 読売新聞:幹事社は以上です。 司会:次の質問をお受けいたします。日経新聞さん。