海外メディアも大坂なおみの全米OP優勝を絶賛「歴史的逆転劇」「コート内外で自己主張」「我慢強いテニス」
BBCのテニス専門記者の分析も掲載。 「大坂が2年前に優勝したときはセリーナによって試合を止められ、アーサーアッシュ・スタジアムの周りにはブーイングが鳴り響いた。今回は静寂さが彼女の勝利を迎えたが、彼女は、この勝利を苦労の末に勝ち取らねばならなかった。アザレンカはほぼ完ぺきな第1セットを見せた。大坂が自分のプレーを取り戻し、パワーショットを見せることができたのは、敗戦まであと4ゲームとなったところだった」 大坂の苦戦を伝えた上で、「22歳(の大坂)はこの18カ月あまり、世界で最も著名なアスリートの1人としての生活を受け入れることで精神的に苦悩してきた。昨年のウィンブルドンでの1回戦敗退は、おそらく最もつらい時期だったのかもしれないが、今の彼女はどうだ。信じられないほど自信にあふれたプレーを再び見せているだけでなく、彼女の社会的な影響力を利用して、控えめなやり方で、社会正義についても訴えることができている」と称賛した。 大坂の2年ぶりの2度目の全米オープン優勝は世界を感動させるものだった。